体重の栄養相談フォローは数回重ねている妊婦さん。
今回はDrから「体重増えましたね。気を付けて。」なんて言われてしまったそう。
はい。【もう、やる気なし。】です。
一般的な栄養指導では、非常にやりにくい状態です（笑）。
たしかに前回よりも体重は増加していて
ご本人「がっかり、傷ついた、もう投げ出したいしどうでもいい」という感情。
このままではもう栄養相談も打ち切り。と言われそうでした。
とにかくいろいろとお話しを伺ってから
栄養士的視点で見て本当に体重が増えているのか？？という部分を拝見しましたら
あら。
ちゃんとコントロールできている！
ということが判明しました。
その後、私が気づいたポイントについてお伝えし
さらに対話を重ねて
最終的に前向きな着地点を見出すことができました。
妊婦さん曰く、前回決めた行動目標は一部できなかったけど、がんばった。
うんうん。
Dr曰く、体重ふえてますね、困るね。
はいはい。
医療者も感情を持つ生き物とはいえ。。。
お気持ちを伺わないままの医療者からの一言って
けっこう胸に刺さりますよね。
なので今回の私の仕事は【ココロに刺さった棘をぬくこと】だったのかもしれません。
進む方向が同じでも
気持ちが一致していなければ
やっぱりすいすいとは進めないもの。
お気持ちを大切にする関わりって基本だな～と感じました。