第十七計 抛磚引玉(ほうせんいんぎょく)
〜レンガを投げて玉を引く〜
類以ってこれを誘い、蒙を撃つなり。
(『兵法三十六計』守屋洋著、知的生きかた文庫)
(似たようなものを使って)混乱させているうちに、敵に打ち勝つ。
安く買って、高く売る。
☆☆☆
サバイバル適当力式 「兵法三十六計.改」
(へいほうサーティーシックス ドット カイ)によると・・・
【訳】
「鯛で海老を釣れ!」
【説明】
え?隊長おバカ?
海老で鯛を釣るんだよ!
と思ったでしょう?ニヤニヤ。
これも兵法の戦略の一つです。
今日は、ビジネスにおけるフロントエンドとバックエンドの考え方について、お話しします。
フロントエンドとは・・・
・低価格
・購入しやすい商品
・参加しやすいセミナーなど
→提供する側から見ると、利益度外視の商品やサービス
→購入する側から見ると、お得
バックエンドとは
・高額商品
・高収益商品
・継続サービス
→提供する側から見ると、本当に売りたい商品やサービス
→購入する側から見ると、(必要であれば)満足する
商品やサービスを売りたい時、あなたが超有名人でもなければ、いきなり高額のものを買ってくれる人はいません。
フロントエンド
↓
バックエンド
この流れが重要です。
まず、フロントエンドであなたのことを知ってもらい、満足してもらい、バックエンドに進んでもらうというステップを踏みます。
当然のことながら、フロントエンドでしょぼいことをしていれば、バックエンドには進みみません!
フロントエンドで「海老」を撒いても「鯛」は釣れないということです。
ホテルのラウンジでずーっとお茶会を繰り返している起業女子、「海老」しか撒いていないので、一向に「鯛」が釣れないというわけ。
出し惜しみせずに、しっかりと「鯛」を撒きましょう。
今日の計、あなたの日常に、ぜひ活かしてくださいね!
『兵法三十六計』守屋洋著、三笠書房.
『兵法三十六計 かけひきの極意』ハロー・V・センゲル著、ダイヤモンド社.
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