結論からいうと、「優しい」とは私たちの本質であり、自分が優しい人間だと知ること、本来の姿に立ち返れることは「自信」につながるからです。

「自信」とは何かによってではなく、このようにただ本来の自分・素直な自分からくる自己肯定感のことです。

ベースが愛・優しさ・許し・許容・思いやり・和など

優しさがベースであるということ。これは「ポジティブ」な状態です。

自分が愛・優しさであるというのは、何より自分自身を救うのです。

自分に対しての信頼があります。これが「自信です」

 

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さて、本題に戻りますが

一方「心の苦しみ」は自己否定からきます。

自分のことがよくわからなくて、他人や世間体に合わせた価値観や思考に縛られて生きたり、勝手に「自分はダメだ」と誤解して自分を痛めつけてしまいます。

「こうできない自分はダメなんだ」

それをバネに努力できているうちは良いのですが、大切なのは何をするにしても、何を達成したとしても、「ベースが愛かどうか?」が最終的に私たちの人生の行く先を決定づけます。

ベースがネガティブ(自己否定)だと、例え成功したとしても今度は「できない誰か」を否定してしまいます。なぜなら自分自身もそのように頑張ってきたからです。それは愛ではありません。あなたはあなたのしたいように頑張っただけであり、それは他者とは別のお話です。

なぜそうなってしまうのか?

それは冒頭言ったように「心のしあわせ」は社会的成功や賞賛、物理的な何かによって得られるものではないからです。

 

 

なので「自己否定」からだと、せっかく努力してもなぜか報われない、「なぜ幸せじゃないんだろう・・・」「人生ってこんなものか・・・」という気持ちに苦しむことになるのです。

 

結局私たちは、何かによってではない「自己肯定感」を獲得しない限り幸せにはなれないのです。それは「優しい人間になる」ということです。

優しい人間とは、自分はもとよりすべての人の幸せを願って生きるひとです。

それでも人間関係の問題や困難は同じように起こってはきますが、ベースが愛・優しさ・許しで同じ現象をみるとまるで違う景色があります。

なによりすべての困難から自分自身を愛する・成長させることにエネルギーを注ぐようになります。相手を責めたり、対決しても何も生まない、自分が苦しむだけだと心の底「ポジティブな自分」が深く理解しているからです。

みんなが「自分から」そのように変わっていく、本来の自分を取り戻すこと。

それは世界平和につながる確実な一歩です。