ヴェーダと言うと
ヨーガ哲学
インドの固有の宗教というイメージが
あるかもしれませんが

厳密に言うと実は違います。

そもそも
ヴェーダ自体が日本では
あまり知られていないかもしれませんが。。

では、ヴェーダとは何かというと
「世界共通の普遍の知識」です。
元々は、世界各地にあった教えとも言われています。

「ヴェーダ」
自体の言葉の意味は
「知識体」
と言う意味です。

宇宙発生と同時に与えられた教え
神からの教えと言われています。

因みに「神」というと
通常、人格化された1人の神
または、多数の神
というものを思い浮かべるかと思いますが
ヴェーダで言う神は
世界そのもの、宇宙そのもの
この全体宇宙として現れているところに
神でないところが無いと言われる存在です。

私たちの体も神であり
ありとあらゆる存在が神と言われます。

この世界に存在するものは全て
神(全体宇宙)である
イーシュワラの全知によって編み上げられ
イーシュワラのありとあらゆる法則によって
支えられ動き続けています。

実際、この世界は
全てが相互に作用するように
存在していますし
循環しています。
生物が存在する為に必要なものは
全て与えられていますし
私たちが何もせずとも
この世界も、この体も支えられています。

実際に呼吸も血液の循環も
各臓器も、骨の再生破壊、新陳代謝
ありとあらゆるものは
私たちが意識的に何もしなくても
体がすべてしてくれています。

なので私たちもこの世界に
存在し続けることが出来るのです。

そういった教えが当時のまま残っているのが
今ではインドの一部の地域だけということです。

では、なぜインドだけに残ったかと言うと

サンプラダーヤという教えの伝統技法が
発達したのと同時に
パランパラという師弟関係の伝統により
誰かのオリジナリティが加わることなく
伝わってきたので当時のままの形で
今も尚残っています。

例え話ですら、伝統的な例えが使われます。

ですが、ヴェーダと同じ教えを基にした教えは
実は世界各地にありますし
日本でも神道の八百万の神はヴェーダの教えに
とても近いものだと思います。

ただ、
個人の解釈が加わってしまい
形が変化していったのが哲学であり、宗教
と言われています。


因みに、宗教と信仰は混同しやすいですが
調べると下記のようになります。

●宗教
一般に、人間の力や自然の力を超えた存在への信仰を主体とする思想体系、観念体系であり、また、その体系にもとづく教義、行事、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである
(wikipediaより)

●信仰
神仏などを信じてあがめること。また、ある宗教を信じて、その教えを自分のよりどころとすること。
(コトバンクより)


哲学も、宗教も
人の解釈が加わったものになってくるのではと
思います。


ヴェーダは宗教ではなく
信仰と言う位置づけになると思いますが
その信仰の対象が人格化された神ではなく
イーシュワラ(全体宇宙)ということに
なってきます。

ただ、知識体
とも言われるように
ヴェーダの最終の目的は信仰ではなく
この世界とは何か?
神とは何か?
私とは何か?
を知り遂げていくことです。


その途中段階として
信仰という段階がありますが
その知識を得ることにより
サムサーラと呼ばれる輪廻からの解放が目的になります。



なので、闇雲に
信じなければいけない話題でもなく
理解が必要になります。
疑問を持つことが推奨されており
不明な点は、先生に質問し疑問を解決し
自分の中に違和感や矛盾が無い状態にしていくことが
大切にされています。









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