アタシ世代の日本人は、

おそらく学校で戦争についての授業が

あったり、映画を観させられたりして

今更勉強しなくてもある程度は知っていて、

中には祖父や曽祖父を戦争で亡くした人も

いるはず。


アタシももれなくその1人であり、

祖母から聞いた祖父との幸せな思い出話や、

戦死の知らせをもらった時の話は

子供の頃の記憶ながら残っている。


そしてそれを赤の他人に話すのは

アタシからしたら

全く楽しくないことなわけで・・・。


今回の沖縄出張で第二次世界大戦の話に

興味を持ったノッポさん。


アタシの大好きな沖縄でどんな野蛮なことが

繰り広げられてたかなんて、

知ってほしくないし、

話したくもなかったけど、

そこはノッポさんなんでね、

『話したくない』は通用しないわね。


で、沖縄での今回の仕事の場所は

どうも一番激しい戦いのあった場所らしいのよ。

アタシの祖父は島で終戦間際に戦死した、

という話をしたことがあって、

それを珍しく覚えていたノッポさん。

何度も何度も、

『ここで君のおじいちゃんは

戦死したのかもしれない

って。(沖縄じゃないって何度も言ってるのに)


どうやら胸が痛むということらしいのだけど、



アタシからしたら、


だから、ナニ?


なの。


今更、無駄死にだの言われて嘆かれても

どうリアクションしたらいいのか

困っちゃうわ。


過去を知るのは大事だけど、

過ぎ去ったことを嘆き悲しむ時間があるなら、

今起こっている戦争や争いについて

自分が出来ることや、すべき事を考えて欲しい。


もう終わったことについて、

誰が悪い彼が悪い、

あいつのせいだ、こいつのせいだってやるのは

ちょっとねぇ・・・。


そんなことより、今起こっている問題について

今すべきことは何か?

解決するために必要なものは何なのか?を

考える時間に当てた方がよくないかい?と

アタシは思ってしまう。


それでも何があったのか知りたいっていうから

ひめゆりの塔の話をしてやったわ。


うら若き乙女達が犠牲になった話を

なかなか生々しく話せたと思うわ。


戦争の話なんて、胸糞悪くなる話ばかりだし、

なんでそれを知りたいのか

アタシには理解できない。



さて、

今日明日、アタシは博多でお仕事。

週末に出張だなんてテンション下がりまくり

なのだけど、

夜は同僚との楽しいディナーが待ってるはずラブ