福島2号炉臨界の恐れ!って騒ぎすぎ。です。。。。冷静にね。 | 気が向いたときに適当に

気が向いたときに適当に

独り言です。。。

転載したい奇特な方がおられましたら
御勝手にどうぞ。
リンク張ってね。

昨日あたりから騒いでいますが、
正直、予想範囲内でした。

臨界を制御できなくなるために、
燃料溶融が問題なのであって、
再臨界は、予想範囲でしょう。

再臨界抑制するために、水の注入と冷却を行って来たのですから。
問題は、臨界の規模ですね。

本来、システムが壊れた時点で、
つまり、燃料が溶融した時点で、
燃料集合体間に、制御棒を割り込ませる事が出来なくなりますから、
臨界が止められなくなるようです。暴走します。
それが、もっとも問題なのですが。

多分、水を回す事と、冷却することで制御しているのでしょう。

今の状況で、再臨界の可能性が見えたという事は、
概ね、臨界の制御に成功しているという事だと思います。
燃料が炉外に溶出している可能瀬が高いので、
それでも制御が出来て来たと言う事は、
概ね、統御に成功してきているのではないかと想像しています。

それに秘匿はしなかったようですから、よい傾向でしょう。

疑い出せば、キリはないのですが。。。。

とにかく、現場の方々は、必死で努力されていますので、感謝しています。

しかし、現場環境の劣悪さについては、かなり指摘されていましたが、
現在は改善されているのでしょうか?
季節が自然に変わるように、報道されなくなってしまった事は、残念でなりません。

これは、長い戦いになると思います。
東電一社に任せていてよいのだろうかと、危惧しております。

本来ならば、福島第一原発だけでなく、
各電力会社等が保有するすべての原子力発電所及び関連施設を、
各電力会社から分離統合して、政府の一括管理下に置くべきだと思います。
理由は簡単で、今回のように事故が起こった場合、マンパワーが不足してしまうと
制御に疎漏が起きる可能性を否定できません。
今も、現場は限界状態の緊張感の中にあるに違いありません。
全体の規模を大きくすることで、人材・資材・資金の集中配備が
容易になると思うからです。

原子力行政・エネルギー政策を、
今後どうするかは、考えて行かなければなりませんが、
今ある原子炉は消えてなくなりませんし、事故が継続中の福島第一原発を
どうするかが火急に対応すべきことだと思います。