
横浜・野毛山公園の歩道橋は、日本を代表する工業デザイナー柳宗理さんによってデザインされたものです。道路を横切る大胆な直線と歩道に降りるための階段の優美な曲線の対比が、とても美しい作品です。野毛山動物園・野毛山公園を訪れる人に快適さと美観をもたらしてくれます。白色の橋であるため、晴天の日は特に美しさが際立ちます。
1970年(昭和45年)この歩道橋が作られた当時は園内の案内板や道標も宗理さんの作品でしたが、残念ながら今では残っていません。
柳さんの公式サイト「作品と年譜」1970年の部分をクリックすると懐かしい案内板や道標の画像がご覧になれます。
柳宗理さんの作品は橋や道路のように大きなものばかりではなく、有名なバタフライスツール、キッチン用品など多伎にわたります。
NHK教育TV『趣味の園芸』で長年講師を勤められていた柳宗民さんは宗理さんの末弟であられました。