古代ギリシャ風の衣装をまとった

4名の巫女を表現している。


ラリックがコティのためにデザインした

最も人気のあった香水瓶


最近でこそあまり見かけなくなったが

10年前ころはまでは日本おいても


アールヌーボー、アールデコ系の

オークションには必ずと言って

いいほどこの瓶が出品されていたので


日本にはかなりの数が入ってきていると思う
kenroのブログ
この瓶に香水が入るとより一層

アンティークの味わいが増すのである。
kenroのブログ
香水入れると後洗ったり乾かしたりが大変

だからね今回はなしネ
kenroのブログ
昨年の東京都庭園美術館の「香水瓶の世界展」は

作品の持ち主である広島県廿日市市にある美術館に帰還し


今月末からは福島県いわき市に巡回する予定だったが

今回の震災で中止になったらしい。


地震保険に入らないと貸せないと貸出を断られたらしい


「それなら私が代わりに貸しましょうか」と言ってみた


同じ福島の出身として義侠心からって新聞ネタにも

いいと思ったが、 


いわき市としては財政上も「もうそれどころではない」と

言う事だった。


たしかにそうだよなー





この瓶が、はたして正確にはいつ作られ

いつ発表されたのか、

書籍により年代がわかれている。


昨日アップしたバカラの瓶と同じ四角柱だが

レッフルールのラベルの部分は貼り付けでは

なく瓶と一体にプレス成形されている。


蓋もバカラはミラーボールの様なカットガラス

だが、この瓶の蓋はセミが2匹抱き合わせた

様なデザインになっている
kenroのブログ

バカラ製瓶のレッフルールが発表された時

ラリックにはこれだけの瓶を造る設備が

なかったが、


電力会社からコンブ・ラ・ヴィルにある

電球工場を借り,、


1909年には一昨日にアップしたシクラメンを

自社製香水瓶の第一号としコティに

納品している。


1909年の前後する時期には製作は可能に

なっておりその辺りだろうと思う


kenroのブログ

スイカズラの花の精が生まれゐ出る
kenroのブログ
セミは日本の夏の風物詩だが

西洋では騒音をまき散らす、うるさい虫と

思われている嫌われ者のセミを、

なぜ敢えて蓋に使ったのか、

これはフランス人独特のシャレなのでは

ないだろうか(あえてエスプ・は使わない)
kenroのブログ
この瓶を見た多くのクリエイターが

大いに刺激を受け後に続いた。
kenroのブログ
ガレのランプに照らされるレッフルール
kenroのブログ

この瓶を買うチャンスは何度もあった。


しかしラリックには他にも魅力的な

瓶はいくらでもあった。


私はこの瓶を買い逃してしまった。

この瓶を見るたびに悔やんでいる。
kenroのブログ
バカラの瓶に貼られた

ラリックのガラスのラベル


それまでのラリックのジュエリーでの

蓄積した技術をもってすれば

この様なガラスのラベルは

いとも簡単だったはずである。


スティール製の型を作り

ガラス板を溶かし

プレスすればいいのだから


しかしバカラの瓶よりこのラベルの方が

値段は数段高かったはずである。


なぜなら宝飾家であるラリックの

デザインだったからである。


ラリックは究極の錬金術師なのである。


私はコティの事を書くオファーをもらったが

この瓶とあと2点どうしても手に入らないものがあり

2年越しになってしまった。


私は自分所有の物で書きたいのだ。


しかし最近そこにドゥレームのデッサンが

加わってしまい


このごろでは借りた写真でもいいかな~

と思っているのである。