世間一般では、長所は長所、短所は短所と分けて考えるいわゆる「一つ一つ」ですが、おやさまのお教えくださる天理(この世の原理原則)は、「二つ一つ」なのです。わかりやすく言い換えると「表裏一体」です。 
 「表裏一体」は、2つのものが密接な関係であることや、2つで1つである事を表現する場合に使用します。たとえば、物事の長所と短所(メリットとデメリット)は、表裏一体である。見方によれば、長所は短所(メリットとデメリット)にもなり得る。というような使い方です。
 実は、この世はすべて、この天理の法則に則って回っているとおやさま(教祖中山みき)はお伝えくださいました。これに気づけ、心に治めた状態で「おつとめ」を勤めた時、不思議なたすけ、めずらしいたすけ、自由の御守護が現れるのです。
 下記の①は「一つ一つは世間並み」の考え方 ②が「二つ一つは天の理」の考え方
 病気になった ①痛い、苦しい
        ②今までの健康がいかに有難いものだったか(合掌)
 事情がもつれた ①困った、腹立つ
         ②感謝する→助けてくれる人の有難さに気づいた(合掌)
 人間関係が悪化した ①相手が悪い
           ②自分から頭を下げる→幸せへ親神様が導いて下さる(合掌)
 元気で順調 ①これが普通
       ②今日も親神様の御守護のおかげだ、おやさまのお導きだ(合掌)
 上記のような心の使い方を日々勉強しながら生活することで陽氣ぐらしができるのです。教会の月次祭では親神天理王命の世界たすけのお働きがより一層進みますように、願いを込めて「おつとめ」を勤めさせていただきます。そのおつとめ奉仕者を増やしたいと念願しております。毎月15日午後1時開式です。あなたのお力をお貸しください。
                      泉濱(いづはま)分教会長 古藤一彦