久しぶりに引っ張りだして観た。

何年か前、なんとなくリマールの事を調べてたら、
リマールとニック・カーショウが同じイベントに出演する。
という情報を発見、
そんでニック・カーショウのほうもチラホラ調べてみると、
新しいベスト盤が出てて、ヴィデオ・クリップ集DVDも出てた。
そして、ちとショックだったのは『To Be Frank』というアルバムに、
『Wouldn't It Be Good』のAcoustic Versionが収録されていた事だ。

このアルバムは発売当初UK盤をスグ買った。
のだがー。
その後発売されたらしいUS盤にはこのボーナス・トラックが追加されていたというワケだ、
結局この一曲の為にまた買うハメになってしまった。
新しいベスト盤とDVDと会わせて三枚。

思い起こしてみると生まれて初めて観たロック・コンサートはニック・カーショウ。
レコードがアナログの黒い塩化ビニール盤からCDに変わって行き始めた時初めてCDで入手したのもニック・カーショウ。
歌詞対訳を見てて、これはそうでなくて、こういう意味じゃないか?
って思ったのもニック・カーショウが最初。
どこか哀愁の漂うポップでキャッチーなメロディー・ライン。
難解でいろいろ深読みできて考えさせられる歌詞。
確かなテクニックに裏打ちされたギター、ベース・ライン。効果的なシンセの使い方。
どれをとってもとてつもなく良質なPop Songの数々。
UKで売れてた当時はアイドル扱いされて、
結構とまどっていたらしい、
3rdアルバム辺りからセールスが下降して、
4th発表後には、
第一線から退いて、
プロデュース業等の裏方に廻ってしまった、
2000年前後からちょこちょこ再始動しはじめて、
2010年にはアコースティックによる、
セルフ・カヴァー・アルバムが発表されている、
彼の作品に久々に触れる事ができるのはとても幸せだな。
でもヴィデオ。
はじめてみるのが多かったけど映像はあんまセンスよろしくないかも・・・。
アイドル扱いされるルックスでも無いと思うんだけど・・・。
ハワード・ジョーンズのライバルみたいな売りだったからな・・・。
しかし、このDVD、おそらく彼の曲で最も有名であるだろう『The Riddle』が収録されてないのは至極残念。。。
ハワード・ジョーンズの25th Anniversaryでゲスト参加して競演したのは、
往年のファンなら感涙モノ(ノ◇≦。)