いいお天気になったと喜んでいたら、午後から突然黒雲が出て大雨になりました。

みなさんのところは大丈夫でしたか?

雹が降ったことろもあったそうです。

明日は青空が見れるといいですね。

 

 

今、スキーマ療法を学んでいます。

スキーマ療法とは、アメリカの心理学者 ジェフリー・E・ヤング博士が考案した認知行動療法の進化系です。

「スキーマ」とは、物事の捉え方の土台となる価値観のことをいいます。

(心理学の世界では、認知の土台部分となっている、価値観、ルールのことをさします)

 

人生の中で起こる様々な問題、例えば人間関係のトラブルや、アルコール依存症、引きこもり、うつ、不安症、パニック障害。。。

こういった問題が繰り返し起きないように、早めに対処する方法を認知行動療法といいます。

そのためには、自分がどういう場面でどんな反応をしているのかを知る必要があります。

 

私たちは無意識の土台(スキーマ)のおかげで毎日の生活をスムーズに送ることが出来ています。

しかし、あまり助けにならないスキーマもあるのです。

例えば、「どうせいいことなんかない」というスキーマを持っていたとしたら、物事をマイナスに捉えたり、否定的な考えをすぐしてしまったりします。

幼いときに作られたこのスキーマは、当時の自分を守るために必要だったのです。

ですが、このスキーマのために大人になってもこの思考が生きづらさにつながっているかもしれません。

 

自分のスキーマのタイプを知っておくのも大切だと思います。

自分がとりがちな行動や、自動的にしている思考の傾向など。

 

例えば、ダイエットも自分がしがちな行動を認識した方が良いように。

早く食べる癖がある、深夜に食事を取るとか。

こってりたしものを食べる、お菓子を毎日食べるとか。

もちろん、それをしている根底の問題にも取り組む必要はあります。

まずは、自分のタイプを知って、それからそれを引き起こす原因を見ていきます。

 

スキーマの場合は、

失敗は許されない

きっとうまくいかない

私が相手を助けなくてはいけない

などなど・・・自動的にわいてくる思考があります。

そしてその思考をもとにして行動しています。

 

例】私は何をやってもうまくいかない(失敗スキーマ)

「どうせ私には無理」という言葉をしょっちゅう使っている

 

失敗スキーマが人生の中でできたところを見ていきます。

そして本当の自分の望みを聞いてあげたり

スキーマは私ではないことを確認していきます。

つまり今まで、私=何をやってもうまくいかない

これは真実ではなかったことに気づいていきます。

スキーマは

また、5つのモードを理解して、自分を導いてくれる頼りになる自分も育てていきます。

 

 

 

 

スキーマ療法を学んでいると、IFS(内定家族システム療法)との共通点がたくさんあることに気づきました。

IFSは現在、私のセッションで使っている心理セラピーです。

 

心の問題は、心理セラピーと認知行動療法と心理教育の3本立てで取り組むと、回復が早く進むように思います。(個人的意見ですが)

 

いつかこの3つを組み合わせるセッションを作ってみたいです!

できるかな〜?

 

できるといいなぁ♡

 

 

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。