カウンセリングサロンレモのブログをお読み頂きありがとうございます。
山のあちこちに咲き誇る河津桜を見に行ってきました。
青空とピンクのコントラストが美しい。
今年は桜の開花が早そうですね。
みなさんは
機能不全家族という言葉を聞いたことはありますか?
機能不全家族とは、子どもが日常的にストレスを感じている家族を意味する言葉で「アダルトチルドレンの原因となる家族」を意味しています。
家庭内で弱い立場にある人に対して、身体的または精神的ダメージを与える機会が日常的に存在している家族状態のことをいいます。
親がもっと思いやりがあって
感情的に罵倒したり
脅したり叩いたりしないで
失敗したら励ましてくれて
もっと優しく支えてくれたら良かったのに。
こんな風に願ったことはありませんか?
機能不全家族では親がアルコール依存、ギャンブル依存症、生活困窮状態にあるといったケースや共依存も多いです。
共依存とはお互いに依存しあう関係をいいます。
子供のすべてに口を出し指示をしたり、何でもやってあげるような(子供を自立させない)過干渉の親。それによって自分では何もできないと自信がなく、親を頼るような(自立できない)子供になります。
また機能不全家族では、お互いが支え合うようなことが少なく、会話や親が子供をほめることが極端に少ないといった特徴があります。
兄弟間で比較をして、どちらかをかわいがったり、けなすなどして子供同士のけんかを無理にあおり自分のストレスを解消しようとする親もいます。
暴力や暴言、ネグレクト、気分がいい時だけ子供をかわいがる親。このような家庭で育つ子供は常に緊張して、親の顔色をうかがい、いつ親が怒りだすかビクビクして育ちます。
大人になって生きづらさを感じている人の中には、機能不全家族の中で育ったせいで、子供のころに受けた精神的なダメージやトラウマが関係している人も多いのです。
まずは、自分がどのような家庭で育ってきたのか?
つらかったトラウマ体験がなかったか?
自分の家が安全だったのか?
自分は子供らしくいられたのか?
(親に甘えられた。感情を出せた。不安な気持ちを落ち着かせてもらえた)
このように丁寧に自分の内側を見つめながら、今に影響を及ぼしている出来事や信念を紐解いていきます。
もし、あなたが機能不全家族の中で育ってきたとしたら、
よくここまでがんばったと思います。
あなたは何も悪くありません。
本当に大変だったのです。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。