カウンセリングサロンレモのブログをお読み頂きありがとうございます。

 

2022年も残すところあと2週間。

今年できたことも、できなかったことも合わせて

ゆっくり振り返ってみたいと思います。

 

 

アロマ講座をしました♪

 

アロマテラピー(芳香療法)の説明や香りがどのように、匂いとして認識されて心と身体に作用するのか、また、感情と身体の関係などなど・・・

そのあと、植物を使ってスワッグ(ドイツ語で壁飾り)を作りました。

最後に自分で出来るアロマトリートメントを体験して頂き90分の講座を終えました。

ローズマリーや、杉、ユーカリのいい香りがお部屋いっぱいに広がりまるで森林浴をしているような気分になりました。

 

 

どうやって香りが心を癒すのか少しだけご説明させて頂きます。

 

人間の五感、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚。この中で嗅覚の刺激だけが大脳新皮質(考え)を通さず、大脳辺縁系にダイレクトに伝わります。大脳辺縁系は食欲や感情を司る部位です。その周辺には自律神経の中枢である視床下部やホルモン分泌にかかわる下垂体があるため、刺激が伝わると考えるよりも早く心と身体が反応します。

 

 

【香りのルート】

鼻から脳へ~

 

精油の香りを鼻から吸い込む
大脳辺縁系に電気信号として伝わる(感情・欲求)
視床下部へ伝わる(自律神経の中枢)
自律神経系へ(交感神経・副交感神経)
身体へ(リラックス・元気になる)
 
【感情から身体へのルート】
 
ある出来事(例:友達が部屋から出て行った)に対して嫌な思い、ネガティブな解釈(例:見捨てられた、相手の機嫌が悪くなった)
大脳辺縁系 感情(不安・緊張・恐怖・悲しみ・孤独感)
視床下部へ伝達(危険モード)
自律神経系(交感神経・副交感神経のスイッチ)逃走・闘争モード
身体の反応(心臓がバクバク・呼吸が浅くなる・身体がこわばる)
心や身体の不快を感じたくないために、スマホ、ゲーム、お酒などにはまって麻痺させる(依存)
 
それによってひと時の安心感を手に入れる
しかし、それは仮の安心感。
 
このように香りが鼻から入って脳に到達して、身体に作用していくのと同じように、嫌な思考が大脳辺縁系に伝わりネガティブな感情を起こし自律神経系に伝わり身体へ作用していくのです。
 
アロマテラピーでは、香りが大脳辺縁系の感情を癒しますが、サイコセラピーでは一番最初の、ネガティブな思考が生まれる瞬間、感情、自律神経系などに働きかけて癒していきます。
 
講座の中では、香りがどんな風に身体に作用していくのか体験して頂きました。また、身体へのタッチでホルモン作用(オキシトシン)があることをお伝えしました。
 
アロマで良い香りの中、呼吸が深くなりリラックスモードで講座ができました。
ありがとうございました。
 
 
 

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。