カウンセリングサロンレモのブログをお読み頂きありがとうございます。

 

こんなに心について学んでいるのに、時々強い感情に圧倒されたり、振り回されたり、悩んだりします。

それが、私。

なのです。笑

 

 

 

IFS(内的家族システム)のモニターセッションを受けてくださったAさんから、感想を頂きました。
承諾を頂いたうえでご紹介させて頂きます。
 
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『3回のセッションを終了して、最初のテーマを思ったときに、セッション前は、あきらめや無力感、悲しみを感じていましたが、今同じことを思うと、胸のあたりがあたたかい感じがして、変化を感じています。

 

きっとこれから、自分の行動や対応も自然でリラックスした方向に変わっていくのではないかな、と思います。
 
最初、パーツの声とか、私自身の妄想で考えて答えているのかも?と思ったこともあったのですが、
ちゃんと感覚が変化していったので、パーツの声を拾えていたんだ、と実感できました。
 
よしこさんは、パーツとの会話で行き詰ったときや、わからないときも、とても上手に誘導してくれて、
そこでパーツたちの声を拾いだすことができました。
 
セラピストとして、そこにいて、誘導してくれる安心感があったので、自分のなかの繊細な部分ともむきあえて、パーツたちがでてこれたんだと思いました。1人では難しかったと思います。
 
今回のテーマは、今まで目を向けたほうがいい、と思いつつ、そのままにしてきたので、今回むきあえて、本当によかったです。
ひとつひとつのパーツに、ちゃんと理由があるんですね。
それぞれのパーツの声を聴く大切さがわかりました。
 
IFSの癒しは、すべてのパーツを全肯定して、やさしいのに、とてもパワフルだなぁと感じました。
ありがとうございました。
 
よしこさんの、やさしいのに、とてもパワフルなセッションに癒されました。
また機会があれば、どうぞよろしくお願いします(^^♪』
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Aさん、3回のセッションを受けて下さりありがとうございます。
 
なぜ3回受けて頂いたかといいますと、1回のセッションだと何が自分に起きているのかが分からないままになってしまうのです。
90分はほんの悩みの入り口にすぎません。
心の内側を見たり、深いところにいる副人格の自分に会うのは1回のセッションでは難しいと感じています。
 
 
普段、私たちは単一の自己、私、というように捉えていますが内面には様々な環境に適応するために、たくさんの人格が存在しています。
その人格(パーツ)があらゆる手段を使って私を守っているのです。
 
たとえば、小さいころ、親から無視されたりひどい言葉を言われたら、親から見放されたように感じ、そんな自分は(無意識に)悪い子だと思います。(もちろん全員がそう思うわけではありません)
そんな自分を「親に愛されていない自分は私ではない」と切り離しをするのです。
それは自尊心や、親への愛などの理由で自分に起こったことは無かったことにする一つの防衛活動でもあります
一見それは普通の生活を送るのに都合が良いことのように感じますが、切り離された「自分ではない」とされた幼いパーツは、いつまでもその時の悲しみや苦しみを持ち続けることになります。
そして大人になって、何かのきっかけで幼いパーツが様々な感情を伴って表面に出てきたり、身体感覚としてあらわれるのです。
 
(大好きな親に)愛されていない私・・・
この私は完全にパワーを失った状態なのです。
こんな私が幸せになれるはずがないし、こんな私を誰も愛してくれない。
このように信じているパーツに、どんな言葉をかければよいのでしょうか?
ありきたりな言葉や、うわべだけの言葉ではパーツは心を開いてはくれません。
 
こんなに傷ついたパーツには、無条件の受容と愛でパーツの言い分を聞いてあげる必要があるのです。
どれだけつらかったかをちゃんと理解してあげなくてはなりません。
今の私の慈愛や共感がパーツに届いたとき、自然なかたちで防衛が解除されていくのです。
 
 
 
 

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