カウンセリングサロン レモのブログをご覧いただきありがとうございます。

みなさんのお住まいの地域の様子はいかがですか?
東京はまだ少し頑張る必要がありそうです。
でもあとちょっと。

自分が何かをしているときに、自分の本当の気持ちに気付いていますか?

例えば、掃除をしている時。
どんな気分でやっていますか?

特に楽しくはないけど、嫌ではない。
きれいになって嬉しい。
なんで私ばっかり掃除をやるの?
たまには休みたい。
もう毎日こんなに散らかして。
私は家政婦なの?しかも無給。
誰にも感謝されない。


色々な思いが頭をよぎります。

なんの感情も湧いてこない思いは、サクサク掃除を続けられます。

もし、ネガティブな思いや感情が伴っていたら、
モヤモヤ、イライラ、ムカムカ、どんより
こんな感じになりませんか?

これを体で感じていたら、気分は良くないですね?
嫌な顔をしているかもしれません。

(本当は)
「私はやりたくないけど、やっています」
「やりたくないけど、あなたのためにやっています」
「すっごく我慢をしています」

相手にこの気持ちを分かって欲しい。
何も言いたくない。
ただ察して欲しい。

あなたの不機嫌さは、相手への無言の攻撃なのです。


今回の、外出自粛でとてもほっとしている人がいました。
理由は、外出自粛なので親戚の家に行かないで済むから。
本当はいつも行きたくなかったのに、義務で行っていた。
もし、行きたくない、と言ったら周りに責められるし、相手が寂しがる、罪悪感を感じる。

でも、今回のことでこんなにリラックスしているのは、それだけ自分に我慢させていたんだと気づいたのです。

義務感からしている行為は、心からそうしたいというものとは全然違ってきます。

自分は我慢して、相手のために会いに行っているとしたら、相手がもし感謝してくれなかったり、そっけなかったら怒りが沸いてくるかもしれません。
悲しくなるかもしれませんね。

それは自分の気持ちを優先させてない行動だからなのです。


自分の気持ちを優先させることは、悪いことではありません。

何よりも自分の心が大切なのです。

自分が本当にしたくないことがあったら、それに気づきましょう。

何か解決策があるか考えましょう。

ほかの方法があるかどうか。

それをすることは、自分にとってどんなストレスをかけているのか?

私はどんな我慢をしているのか?



とはいえ、毎日は我慢の連続だったりします。

でも、自分がわかっている我慢は大丈夫なのです。
そのストレスをなんとか出来るから。

危険な我慢は、一見良いことをやっているのに本当はすごく我慢しているときです。(無意識に)

誰かを助けている時
誰かの役に立っている時
誰かが喜んでくれている時

こういう時は、自分に無理させているのに気がつかない場合があるからです。
(ただ、不快感は感じている)


一度、当たり前にしている日常の出来事を考えてみてはいかがでしょうか?


☆自分の心を見つめるときのコツ

私ってわがままだ
苦労して私を育ててくれた親だ
嫁として当然
夫は家族のために働いてくれている
子供のためにするのは当たり前

こういった思いは全部、横においておきます。
とことん、自分に正直になってみましょう。

体のどこかに違和感がないか、感じてみましょう。