Fさまご感想をありがとうございました。
ご自分を見つめることをされていらしたので、心の中で何が起きているのか理解されていらしたと思います。
では、頭でよ～く心のしくみは理解できるのになぜ自分はハッピーじゃないんでしょうか？小さいころ親にこういわれて自己否定が強まったんだわ・・とか、親に認められないから誰かに承認してもらうことが必要なんだ・・とか。これが分かったとしても、なんだかすっきりしません。
私たちは誰か許せない人がいると、心の中にうっすらと苦しさが漂います。
全然気が付いてませんが。。。
どんなに、（頭で）忘れていても潜在意識に重いエネルギーとして留まっているので、なんか晴々した気分になれないのです。
カウンセリングでどんな思いが自分を一番苦しめているかを明確にします。（もちろんできないときもあります）
セラピーで、その思いを握りしめている自分をいたわります。
思考を思考で納得させることはできない。
溝口あゆかさんのインテグレイテッド心理学でこれを学びました。
頭の理解ではなくハートの声が大切。
私のセッションでは
心がすっきりすることを体感していただくことを大切にしています。
そして
変化は自然に任せます。
じわじわ起こる場合もありますし、すぐ変化する場合もあります。
時間がかかる場合も多いです。
それだけ自分にとって大事な思いだということですね。
Fさまの場合はセラピー中に抵抗がありました。
感情を感じることへの抵抗です。
感情を感じることへの恐怖心や手放すことの恐怖心など・・・
でも一番強いのはこの怒りが自分の生きる原動力となっていたので、手放してしまうと生きていけないのでは？という恐怖心でした。
長年、持ち続けているなじみ深い感情。
深く深く抑圧してきた大事な感情。
自分を支えてきた感情。
これを感じてみてください・・と言われてもすぐにはできないですよね？
もちろんこれは無理に感じたり、癒したりするものではないので、ゆっくりこの恐怖心をゆるめていったら良いと思います。
ただ、感情が落ちると思いはエネルギーを持つことが出来なくなり、ただの記憶になり、いつしか忘れてなくなります。
先月しゃべった友達との会話の内容を忘れている（笑）と同レベルで忘れる、または覚えていても気にならないくらいになります。
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