今日友達からビックリする話を聞いたんですよ~。
アメリカの各地に出張ばっかり行ってる人なんですが、今日も今日とて空港でフライトを待っていたところ、アナウンスが・・・
「オーバーブッキングをしちゃったので、誰か席を諦めてくれませんか?」
というお願いだったそうで、まぁ、それだけなら良くある話。
でも、今日のはいつもとはケタ違い!
旅慣れている彼でも
「こんなの初めて聞いたよ!!」
とのことなんですが、まずはそのオーバーブッキングした数がケタ違い。
何と25人分のオーバーブッキング。
一体どーやったらそこまで大人数オーバーブッキングできんのよ?!
そして、更にビックリするのが、
「諦めてくれた方には現金500ドルと100ドル分のお食事券、今夜のホテル代をお支払いします」
というオファーがあり、それでも誰も諦めないのでどんどん値段が吊り上がり、最終的に何と2000ドルまでアップ!
さすがに2000ドル(約20万円)になったところで
「はーい!諦めまーす!」
という人がカウンターに殺到しちゃってそれはそれで大騒ぎだったんだそうな。
1人2000ドルって、マジですか???
25人分だったら5万ドル・・・500万円以上の大損害って、ホントにそれでいいんか?
彼の話では、
「まぁ、それでも訴訟起こされるよりは安上がりってことなんだと思う」
ってことだけど、太っ腹~。
ちなみに値段は最初は50ドル刻みで上がって行き、その内100ドル刻みになり、それでも誰も立候補してくれなくて
「えーい!そんじゃこれでどうだー!!」
と、1500ドルが一気に2000ドルに上がり、ようやく決着がついたんだとか。
「何かオークション会場みたいだったよ」
って、確かに・・・。
やー、でも、500万円をポーンと払える航空会社もすごいけど、1500ドルぽっち(!)じゃ席を諦めない人達もすごいわ~。
私だったら1000ドルあたりで立候補してたな~。
(つーか何なら最初の500ドルの時点で心がかなり揺れたと思う)。
空港ってホントにイロイロとドラマがあって面白いですよね~。