アメリカと言えばハンバーガー&ホットドッグですが(そうなのか?)、ホットドッグってイマイチ興味無いんですよね。
何かパンとソーセージとケチャップ、マスタード、時々レリッシュ、たまーにザワークラウト・・・ぐらいで、あんまどれも変わり映えしないっつーか・・・。
たまーにイベントとかがあると食べたりするけど、基本的に
「今日はホットドッグが食べたい気分」
ってな気分になったことは未だかつて無いんですよね。
・・・そう、昨日の夜までは。
昨日の夜、たまたまテレビで「この辺りの激うまレストラン」ってのをやってて、そこで紹介されたホットドッグ屋さんを観てたら、初めて
「明日のランチは絶対ホットドッグ!!」
という感情が芽生えてしまったのですよ。
ちなみにテレビで紹介されてたメニューは「ジャッカロープ」という生き物のソーセージのホットドッグ。
ジャッカロープと言うのはアンテロープの角が生えたウサギのことで、ジャックラビット+アンテロープ=ジャッカロープなわけですが・・・(コレ↓)
(画像はWikipediaからお借りしました)
思いっきり想像上の生き物だし。
雪男とか、口裂け女とかと変わらんレベルだし。
何でそんなホットドッグが?!
・・・と思ったら、ジャックラビットとアンテロープのお肉で作ったホットドッグだそうな。
なるへそ。ま、確かにジャッカロープですな。
と言うわけで、私はこのジャッカロープ・ホットドッグを注文。
テレビで紹介してたのは、その上に更に「ザ・陰謀」という怪しいトッピングを乗せるというものだったので、私も真似してそれに。
「ザ・陰謀(The Conspiracy)」はブルーチーズ、ベーコンと赤玉ねぎのマーマレード、レモンアイオリソース、フライドオニオンという組み合わせで、ちょっと甘くてちょっとピリ辛のソースとカリカリのオニオンという黄金のトッピング。
旦那は牛の一種のYakという生き物のソーセージに甘くなるまで炒めた玉ねぎとクリームチーズのトッピング。
で、更に、もーここまで来たらカロリーなど気にせず、どーんとフライドポテトも注文!
しかも、グリーンチリとチーズがかかった超ガッツリ系ポテト。
今朝は3時間ぐらいかけて、すんごい険しい道のハイキングコースを制覇して来たところだから、きっとプラマイ0のはず!
もー、めっちゃ美味しかったです~。
ボキャ貧のためその美味しさを「めっちゃ美味しかった」としか表現できないのが残念なトコですが、予想通りの甘辛カリカリっぷりが最高でした。
ウサギ&アンテロープのソーセージは豚肉もちょっと入ってるとかで、どっちかと言うとアッサリ系でこれまた私好み。
フライドポテトは平べったく切られたカリカリ・サクサクポテトの上に、グリーンチリソースとチーズがとろ~りで、これまた絶品。
ホットドッグもグルメ化すればこんなに美味しいものになるのね~。
アメリカ人にとってのホットドッグって日本人にとってのオニギリに近い感覚なんじゃないかな??と思うので、このホットドッグは「ごちそうオニギリ」みたいなもんかな。
日本でも最近はBBQとかやる人が増えてるみたいだけど、ホットドッグをグリルして面白いトッピングをイロイロ乗せて食べるごちそうホットドッグBBQとかも楽しいかもですよ(私は次回BBQパーティーをやる時は絶対コレで行こう!と思ってます)。
ご参考までに、このお店のトッピング一覧はこちらでーす: