KSALANPSALAN ポメラニアンブリーダー -24ページ目

KSALANPSALAN ポメラニアンブリーダー

大阪市の一般家庭で
年に少数の出産がある程度の
ホビーブリーダーです
今まで学んだ経験と知識を活かして
犬や猫に関する情報なども発信していければと思っています
https://www.instagram.com/ksalanpsalan__pomeranian?igsh=MXhlanZ1NDN3Z3p6YQ==

現在、私はブリードに携わっています
女の子は1歳をすぎるまでは
出産のないように気をつけていますが

初めての出産を終えた後
必ず次の発情は休ませてあげる
ブリードをしていたのですが

この休ませる時に
偽妊娠をしてしまったり
子宮の状態が良くなかったりが続き

色んな文献を調べました

世間一般的には
出産後は次回休ませる
連続出産は良くないとされていますが

中には、犬は出産後
子宮の状態が元に戻るのに
時間をかける動物なので
次の発情が来る頃には
完全に回復していることが多く

産後の肥立ちや栄養状態も良く
健康な個体であれば
次回、休ませるよりも
若い健康なうちに連続で出産し
早期に引退する方が
発情期の生殖器に関わる疾患にも
なりにくいと記されている文献もありました

また、高齢になるにつれ
母犬の子育てへの負担は大きく
乳質も悪くなるので
仔犬の栄養状態に
影響が出る場合もあるそうです

もちろん全く逆で
連続出産は虐待に値する
年に1度以上は出産させるべきではないと
記されている文献も数多くあります


現在の愛護法では
母犬の生涯の出産数は6回まで
出産可能年齢は6歳まで
出産回数が満たなかった場合は
7歳までとされています

毎年順調に1回出産1回休みとすれば
6歳で調度6回出産となりますので

当初は私も
それが一番良いと思っていたのですが

この休ませる期間に偽妊娠や子宮水腫で
子宮を傷めてしまう事が重なりました

こればかりは健康管理で防ぐことができず
健康な雄雌のいる環境での
発情見送りの負担は相当なストレスなのだと
受け取るしかありません

犬は人よりも命の期間が短い動物です

成犬からであれば
人で言う1年が犬の4年の計算です
犬の6歳は人で言う40歳です

少し遠い話のことになりますが
現在のアラフィフ乳母は
子供の頃から20代前半頃まで
実家で30頭近くの中型犬と暮らしていました
今で言うミックス犬
昔で言う雑種の子達です

最初の子は譲って貰った子
その後は迷子の子や
飼えなくなったと引き取った子

まだ予防接種や駆虫薬
避妊去勢などの知識も少なかった時代

何度も出産にも立ち会いました

主にお世話をしていたのは母

私も兄達もとても可愛がっていましたが
やはり責任、という点では
まだ母任せでしたので

その子達を最後の時まで
見守ったのは母でした

その中にコロちゃんと言う
柴犬より一回り小さな女の子が居ました

コロちゃんは発情期になると
トイレの窓やベランダから脱走する子で
心配で探していると
その日のうちにフラっと帰って来ます

そしてその後は必ず妊娠出産
生涯で8回程は子供を産み育てました

今では考えられない事ですが💦

そんなコロちゃんでしたが
とても長生きをして天寿を全うしました


そんな事を思い出しながら
ブリードの考え方を見直し

連続出産にチャレンジしたのが
まさかの初産で5ベビーだったスズメちゃん

スズメちゃんは初めての発情で偽妊娠をし
やはり次の発情期は不受胎でしたので

徹底した栄養管理の元
産後の回復を見て獣医師の診察を受け
連続出産にチャレンジしました


もちろん出産が帝王切開だったなら
チャレンジはしなかったと思います

そして今回もスズメちゃんは
連続出産にチャレンジしています

次回は・・・となると
少し考えますが

出産回数6回に拘るつもりはないので
万全な調子ではない限り
絶対にチャレンジはしませんし
出産回数6回を目指すつもりもありません

これからは
母犬になれる子の状態が
完全に健康的であるかを基準に
出産にチャレンジするかを決める方針で
ブリードをしたいと思っています

あえてですが
私は大切な愛犬達の命を懸ける
ブリーダーという選択をしました

これは事実であり
一般の飼い主様とは全く違うところです

もしもブリードで
母犬の命に何かあれば
これは全て私の責任です

その重大な責任を抱えて
ブリードをしています

今ここにいる
愛して止まない子達の
命を懸ける決断を選ぶ事は
喜びなどではなく本当に怖いです

だからこそ
健康管理に費用も時間も注ぎ
溢れるほどの愛情をかけています

ただ、繁殖屋と位置付けされる
ブリーダー様との違いがあるとすれば

母犬も父犬も
私の大切な大切な愛犬であり
繁殖があるなしに関わらず
これからもずっと一緒に過ごす子達です

命を懸けるブリードの中でも
母犬を守る事が最優先なので
少しでも気になる事があれば
すぐに動物病院へ行ける体制にしています





一般の飼い主様と違い
ブリーダーではありますが

産みだすだけのブリーダーではなく
1頭1頭の子達に手をかけ
ポメラニアンって
こんなに可愛くてふわふわで
綺麗なんですね、と
ポメラニアンの素晴らしさも
伝えることができる
ブリーダーでありたいと思っています