磯での出会い
ポカポカとお日様の気持ちのよい春らしい日が続いています。
フラワーラインの菜の花はもう成長しきって盛りを過ぎてしまってます。
先月29日にアトリエの引越しを済ませました。
引越し屋さんの車が先に到着しているので、あせって向かうと、
「気持ちがいいですね~!」と清々しい表情で私を待っててくれました。
まだ、東京と行ったり来たりしながら、
荷解きしたり、役所やいろいろ手続きで追われている私に、
娘は文句も言わずにつきあってくれてて・・・ゴメン・・・
「明日は遊ぼう!」と提案すると『やった~~~!!!」と大喜びです。
白浜方面に車を走らせ、何度かやってきたことのある磯。
潮が引いていて、岩場にはとり残された海のもの達。
「何をとっているのですか~?」と
バケツを持って岩肌をこそいでいるご婦人に声をかけた。
「貝よ。お味噌汁に入れたりするとおいしいから。」
どの貝だろう?と思ったのだけど、作業に夢中になっている姿に、
それ以上聞くのはやめた。
「あ~、なんだかいっぱいいるね~。」
よく見ると岩肌にはいろんなものがくっついている。
「なんだろ?この砂利が丸くかたまったみたいなやつ・・・?」
岩のくぼみにそれぞれきちんと収まって、た~っくさんいる。
「ママ~!なにこれ?いそぎんちゃく?」って娘が尋ねる。
「あ~、そうかも・・・」しかしなんでイソギンチャクって言葉が出てくるんだ?
触ると水をぷしゅ~っと出して固まる様子が面白くって、
娘は次から次へと触っている。
「なにとれたか~?」って声をかけてきたおじいさん。
先程からずっと海に膝まで入れて何やらとっていた方。
「わかめやっか?」ってドバッとむきだしで私に渡すおじさん。
「今日、東京に戻るから。」と私は言うのをためらい、
そのバサッと渡されたワカメをいただいて帰った。
「なんだかすごいでっかくて。固そう・・・食べれるのかな?」って、
思いながらも東京まで持ち帰り、
さっと湯がいて青じそドレッシングでいただいた。
「うわ~!おいしい!!」
娘も夢中になって食べてる。
「おじさん!おいしいよ!ありがとう!!!」と言いながらパクパク食べた。
いや~、本当においしかった~!
おじさんに会って、お礼が言いたいです。
今度は自分で貝とってみよ~。
一人分の水
日本人の1日に1人当たりが使う水の量、
世界で第一位なのだという記事に目がとまったのが数日前。
確か1人当たりバケツ28杯分。
アフリカのどこかの国では4人で一日バケツ2杯半。
(・・・記憶がいい加減ですみません)
中国では水不足が深刻で、それでもひとり4杯ほど。
日本とアメリカはほとんど同等。
蛇口から水が流れっぱなしで歯を磨いている写真が載せられてる。
アメリカはシャワーで使う量が多く占められているのに対し、
日本はまんべんなくすべての事に多く使っているらしい。
「coto moto caではすこしの水で事が足りる事を知って、勉強になった~。」
と最後に生徒さんが漏らした言葉から、このような話になった。
coto moto caにはちゃんとした水道設備がないからなんだけど、
ボウルの中でまず洗ってもらって、
そのあとバケツの中の水で仕上げ洗いをしてもらう。
大きなタライもまずはゴムベラでほとんどきれいにして、
ボウルの水でスポンジで拭うようにすれば、
ジャンジャン洗い流す必要なんてないのよね。
ホントに少ないお水できちんときれいになっちゃう。
そんな話から、地球温暖化やリサイクルの事まで話はふくらんだ。
無駄なのものが多くなることで人は豊かになる・・・
だけど、無駄なものはどこかで誰かを傷つけている。
過剰包装が生むものは、膨大な熱量とゴミ。
私には何ができるのだろう?
花を飾る時に思う。
この子が大人になったとき、花を飾れるような世界なのかな?
いただいたバラとスイートピー、いい香りで今もきれいですよ。
ジャスミンが開くとさらに香ることでしょうね。
いろんな事に感謝です、ありがとう。
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ブルーベリービネガー
昨日は雪の予報がはずれ、冷たい雨がちらついた。
今日はうってかわってお日様が明るい。
明日はcoto moto ca のクロージングパーティー。
アトリエでささやかながら感謝の気持ちを込めて。
アルコールのダメな方にもと思って、
数日前にブルーベリーのビネガー漬けを作った。
Soleilの樋口さんから教わったフルーツビネガーのレシピ。
フルーツ:氷砂糖:酢が1:1:2
このブルーベリー、アトリエの鉢植えの木でなったもの。
ちょこちょこ摘んでは冷凍しておいたもの。
娘とヒヨドリの口にもだいぶ入ったけど、
ちょうど200グラムあった。
仕込んだらコーヒーの瓶にぴったりの量。
だんだんと色が出てきてきれいなワイン色に。
もうひとつ、イチゴのも作っておきました~。
こちらはやわらかいルビー色。
イチゴの方が香りがいいです。
これらを炭酸水で割っていただきます。
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幕引きの大雪
この一週間、coto moto caでは最後の釉薬掛けをしてもらった。
そして、棚の中のすべての作品は釉をまとい、
静かに窯に入るのを待っている。
そして、今朝は一面の雪化粧。
今日は静かに休みなさい・・・そう自分につぶやいた。
「coto moto caのランチをもう食べれないなんて・・・さみしいなぁ。」
そんな嬉しい言葉をたくさん受け取り、
私は感謝と充実感で胸がいっぱいになりました。
どう伝えてよいのかわからない感謝の気持ち・・・
出てくる言葉はただの「ありがとうございました。」だけ。
伝えられてないなぁと自分をもどかしく感じています。
朝、片付けをしに向かったアトリエまでの道。
そして振り返れば私の通った足跡。
「すごいがにまただぁ・・・。」
なんか自分の生き方を表しているようなその跡に、
「自分勝手だなぁ・・・。」ってしみじみ思った。
そんな私におつきあいくださった皆様、
本当にありがとうございました。
そして、今日は節分。
娘は鬼退治がしたくって仕方がないでいる。
「おなかの中に鬼がいるんだって!」
どんな鬼がいるの?と娘のおなかの中の鬼について尋ねると、
「泣き虫鬼と意地悪鬼。」と。
「ママの中には怒りんぼ鬼!」って。
あ~、またしても反省・・・
本当は・・・
「ママの中の鬼は自分勝手鬼だね。」って心で答えた。
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新しい門出に
あけましておめでとうございます。
・・・遅ればせながら
そうかぁ、東京での暮らしの最後のお正月・・・
とは思えど、風邪で完全にダウンのお正月でした。
・・・とほほ。
一昨年の11月、
はじめての館山で、3歳の娘が帰りの電車でこぼした一言。
「わたし、ここのくらしすきだよ。」
この言葉にビックリしたあの日から、
私たちは館山へと向かっていたんだ。
cotomotocaは今のアトリエを12月いっぱいで閉めました。
そして、残すは最後の仕上げ。
ここへ来て、生徒さん達の制作に向かう気持ちは
どんどん熱くなっているのに、本当に申し訳ない気持ちと
感謝の気持ちで胸がいっぱいになってくる。
私は新しいcotomotocaの看板用の陶版を仕上げ、
すっかり葉を落としたアトリエの庭を眺めると目頭が熱くなり、
「ありがとう」という言葉と涙がおちる。
ここへ集まってくださった皆様、
気持ちを向けてくださった皆様、
本当にありがとうございました。
そして、今後とも
どうぞcotomotocaをよろしくお願い致します。









