食道がんが見つかって、入院&手術をしたのは10年前。
一度は退院して、静かな日常生活を取り戻して数ヶ月。
再び入院。
発覚当初から余命1年足らずと宣告されていたので、
もう何度も会えないんだろうなぁと密かに思っていた私は、
高校時代一言も口をきかなかった時期がうそみたいに、
会いたくてたまらなくて。
夕方仕事が終わったあと
片道1時間半かけて顔を見せに帰っていて。
あるとき、会社帰りの土手でつくしを見つけ、
春が来たよと知らせたくて、急いで病床へお届けを。
父はそれから枯れるまで、枕元につくしんぼを置いてくれていた。
それから間もなく、体中に広がっていた病巣の痛みがどんどん増して、
起きている時間のほとんどをモルヒネでもうろうとしたまま過ごすようになり、
そのうちどんどん意識も体力もなくなって。
父が父でなくなっていくのを感じ。
つくしんぼをとどけてから1ヶ月ちょっとしたとき、
父の魂はすーっと消えてった。
4月も終わりのある朝のこと。
つくしんぼは、父との思い出。
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昨日の夕方。
「これたべるー!」と嬉々として帰ってきたジジョ&ボン。
みると、ビニール袋につくしがてんこ盛り。

はぁ。。。
つくしといえば、佃煮とかっていいますけどね。
ママは正直、つくしをまだ食べたことがないんだよね

なんて…あんな嬉々とした顔を見たら言えるわけもなく。
「わかった!なら、やってみる」
なんとなくイメージでやってみる(笑)
でけました。

食べました。
あーなんか、なんだろ、このいがらっぽいの。
逆子がうまれてくるとき、みたいな感じ。なんだろ。。。
とか思いながら、とりあえず画像をツイッター&FBへ。
すると数人の方から、親切なご指摘をいただきました。
とらなきゃいけないものがある、と。
“はかま”の存在をしらなかった私。
よかった、子どもらに食べさせる前で。
「つくしきらーい!だってのどちくちくするし、えほえほってなるもん」
なんてことを言わせなくてすみました。
SNSは便利です。
教えてくれた皆様、本当にありがとうございました。
というわけで、はかまをとりました。
半減しました。

でも、おいしかったからいいや♪
今度は最初からちゃんとやるから、またとってきてねーつくしんぼ。
つくしんぼは、家族の想い出。
ありがとう♡