打ち合わせが終わり、お迎えにいった帰り道。
近所の方に、竹の枝を一本わけていただきました。
ミニチュアな七夕祭りだけれど、ちびっこたちは願い事を考えたり、
折り紙で織り姫と彦星を作ってみたりと、楽しそう
本当は外に出すものなのでしょうが、
せっかくみんなで作ったからと、そのままテーブルの真ん中に。
笹の香りがふわ~っと漂う食卓の、
4人で囲む晩ご飯。
「いいねー、笹の葉があるごはんってなんか楽しい」とチョウジョさん。
ほんと。
なんか、楽しいね♪
せっかくなので、今夜のえほんタイムには
「たなばた」をチョイスしましょうか。
おりひめとうしかいのお話は、
知っていたようで、すっかり忘れておりまして。
というか…いや、これ、知らないバージョンですよ。
ね、おりひめとうしかいは、
というか、織り姫と彦星は、想いあっているけれども一緒にいられない
独身男女だったんじゃ…
…こども、いるよ
いや、びっくり。
ひととおり、読み聞かせが終わって
チビッコたちが眠ったあとに、あらためてじっくり読みましたらば、
織り姫は天女で、地上に降りて水浴びをしているすきに
うしかいが衣を隠し、天に帰れなくなった織り姫を嫁にする…
やがて2人の間には男の子と女の子が生まれ、幸せに暮らすのだけれど、
おうぼさま(女性の神様だそうな)の怒りを買って、織り姫は天へ連れ戻され、
地上に取り残されたうしかいと2人の子どもは、
懸命にあとを追って天へ昇り、水かさのました天の川の水を
持参したひしゃくで毎日休まずすくい取り。
その姿を哀れに思ったおうぼさまが、年に一度だけ
かささぎがかける橋をわたって2人が会うことを許した。と。
七夕によく雨がふるのは、織り姫が涙を流すからだと。
ホントに?そうだった?
というか、あんまりじゃ。。。
うーむ。
こりゃちょっと、他のバージョンを探してみたい。
ちなみに私にとって、七夕の想い出といえば、
七夕飾りをたくさん作って、翌年の新一年生がいる家庭をまわった小学校時代かな。
一年生の家では、玄関にお菓子をたくさん用意して待っていて、
上級生たち持参した手作りの七夕飾りとお菓子を交換して。
どっちの立場でも、七夕は楽しみな行事のひとつでした。
今思えば、「来年からよろしくね」という顔合わせ的なものだったのかもなぁ。
ちょっとしみじみな今夜です。