シアワセの第一歩。
余計なことまで知りすぎたら
大変なことも増えそうだけど、
必要なことをどれだけ知るかで、
生き方って変わってくる気もします。
末期の食道ガンで、
余命１年という告知から
９ヶ月でなくなった父は、
「生きている時間をつなぐために、
まずは食べる環境を整えましょう…」
ということを目的に、大きな手術をしました。
水も喉につかえる状態だったので、
それしかないと思っていました。
術後に見た光景にあらためて、
その威力を目の当たりにしました。
食べられる量も激減し、
自分が本当に食べたいものを
食べられた期間は、
退院して再入院するまでの３ヶ月ほど。
それでも、「生きるとは」ということと
向き合いながら大切に過ごした時間があったし、
食べたいものをおいしく食べながら、
生きる喜びを噛みしめる期間をいただけたので、
それはそれで有意義だったし、
家族にも、きっと本人にも悔いはありません。
だけど、今、
丸山茂雄の音楽予報
を読んでみて、
病気だけでなく、日常生活においても、
まず情報をきちんと知ることの
意義というのが大きく感じられました。
人によって受け取り方は違うので、
あのときはあれでよかったのだ。
と、今も思ってはいますけれどね
今日は雨だと思っていたら、
見上げた空が意外と、
気持ちよくて、ちょっとトクした気分♪
