
ふふふっ。
天草四郎さん。
この銅像が、美術にも造詣の深かった
初代館長によるものだったとは!
オドロキでしたけど。
ええ。
お邪魔したのはコチラ。
「天草キリシタン館」

7月1日オープン♪に先駆けて、
内見会にお邪魔したのです。
以前、天草切支丹館という名前だった頃、
何度か足を運んだことはあったのですが、
当時の印象は、
「資料館」という感じ。
そういえば、小さい頃、
お花見にも来たことが。
なんだか、今回の大リニューアルで、
「美術館」のような雰囲気になっていました。
いえ。
もちろん資料が
たくさんあるところなのですけれど。
かなりイメージが変わったという話で。
そしてそう!
その魅せ方が、大きく変わっていたことに
かなりびっくり。
おもしろかったなぁ。
日本や世界の歴史とともに、
この頃…を振り返る年表や、
そもそも「天草・島原の乱」の
起こった経緯について、
なるほど…!
という細やかな解説がなされていて、
これまでとは違った側面から、
天草とキリシタンの歴史
天草四郎について、
島原の乱について
などを眺めることができた気がします。
ときには、俯瞰で。
ときには、
その時代に身を置いたような感覚で。
天草四郎率いる一揆軍が籠城した
原城に、幕府軍が攻め入ったときを描いた
巨大な屏風図。
幕府軍側の視点で
描かれたものだということだったけれど、
「足手まといになる老人・女・子どもは、
一揆軍の手により…」
という部分まで表現されていて、
追い詰めれた人々の気持ちや、
それにしても、
そこまで!?という思いも含め、
…胸が苦しくなりました。
そうそう。
コアのところに置いてある映像(約5分)は、
見る価値ありかも。
いやぁ。
もう一度ゆっくり観に行きたいなぁ。
館内には、
見晴らしのいいカフェショップもあって、
もっともっと見晴らしがいい屋上なんかも。
雨だったから行けませんでしたけど。
花火大会とか、お花見とか、
ココ、絶対いいよなぁ。
入り口には、観光情報や、
交通アクセス・時刻表なども閲覧できる
サービスもあったので、
天草の観光拠点としても是非是非♪

ちなみに。
個人的には、案内してくださった
松本さんの解説がツボでした。
関連情報の引き出し、いっぱい。
赴任から1年?
どれだけ勉強なさったんでしょう?
宮本武蔵?ウソォ~

なんてこともあったりして。
そこを引き合いに出す私も私ですけど(笑)
常駐されているようなので、
ふつーに行って、
解説をお願いできるのなら、
ただなんとなく回遊するよりも、
ずっと面白みが増す気がします。
…勝手な話です(苦笑)