離れたところに住んでいる友達の家に10日間泊まらせてもらったときのことです。
友達は一人暮らしで、ミルクという生後8か月のかわいいチワワを飼っています。
今回、そのミルクのおかげで、私は自分の存在を認めることができました。
友達がミルクのことを話しているときに言いました。
「私が帰るのがどんなに遅くなっても、水もエサも食べないで待っているの」
私はそれを聞いて、「ミルクはただ彼女がいるだけで安心しているんだなぁ」と感じました。
そうしたら、ふと自分が小学校で仕事をしていたときのことが思い出されました。
学級崩壊と言われているクラス。
何ができるか分からないけど、朝礼の時間は必ずそのクラスに入るようにしました。
もちろん、クラスに入ると子供たちはたくさん話をしてくれます。
私はそれに受け答えはしていたのですが、特別に何かをしているわけでもありませんでした。
それでも徐々にクラスがまとまっていったのです。
生徒だけではなく、先生も。
ミルクのことを考えたとき、自分がただ“そこにいる”だけで…
本当にそれだけでよかったんだと分かりました。
私は生まれて初めて、心から“自分の存在”を認めることができました。
それと同時に、もし自分が必要でなかったら、
“そこにいる”ことを許せない自分に気がつきました。
私は両親に対して、いつも良い子を演じていました。
「不必要だったら愛されない」という恐怖を持っていたからです。
でも今は、ミルクを通して知った温かな感情が、
実は両親が私に対して思ってくれていた気持ちと一緒だったことが分かったのです。
「かわいくて、かわいくて、しょうがない。
本当にいるだけでいいよ。いてくれるだけで癒されるから。
あなたがどんなことをしても、私はあなたの存在が大好きだよ」
友達の家で過ごした10日間は、本当に貴重な体験をさせてもらいました。
それから地元に戻ると、目の前ががらっと変わっていました。
私は人が集まってお話しができるサロン的な空間を提供しているのですが、
自分がただそこにいるだけで、目の前のみんなが楽しそうにしてくれるのです。
そして、集めようとしていないのに、参加してくださる方がどんどん増えています。
私は来てくださる方にいつも伝えています。
「ここにいるだけでいいよ。ここにいてくれて、ありがとう」
鏡に映った自分に“いいよ”を出しているだけ。
ただそれを続けているだけなのに、毎日が本当に楽しいのです。
ミロスに出会えたことに心から感謝しています。
こいちゃんでした(^.^)/~~~