もし、無事に腰を下ろす事が出来たら

暫くはじっと動かず景色と化せば

良い。




そのうち周囲の者達も、我々

ジャパニーズの存在に慣れる事

だろう。

きっと直ぐに慣れるだろう。




どうせ酔っ払いばかりだ。

右も左も分からなくなっているに

違いない。




そのうち我々の事もドイツ人に

見えてくるかも知れないし...



「やあ!ドイツ国民!こっちへ

おいでよ!」なんて言い出すかも

知れないし...




でもでも、このまま進んで、もし

空席が見つからなければ何事も

無かったように前を見て進み

飲み屋街が切れたらそのまま平気な

顔で明るい場所に出てレストランを

探せば良い。




その時初めてフーッ!と深呼吸して

新しい酸素を体内に入れればOK!

じゃない⁈




それまでは死なない程度に息を止め

やり過ごそう!

空席を探しつつ進む我々は確かに

晒し者のようだ。




ドイツの酔っ払い達が一斉に

こちらを凝視しているのは間違い

無い。

もう少しで飲み屋街が終わって

しまいそうだという時、




ありました‼︎

3人位は座れそうなスペースです。






   〈雪化粧するドイツ冬の夜景〉