昨日は仙川でダンス公演を観てきました~。
2010/05/06 (木) せんがわ劇場
身身身 -- mimimi --
演出・振付 鈴木知久
出演者
梅村美穂子 (和太鼓)
金刺わたる (身体表現)
小島功義 (和太鼓・身体表現)
千勝あずさ (フルート)
酒井桃子 (チェロ)
島田直 (身体表現)
砂押正輝 (身体表現)
やすし (身体表現)
堀之内真平 (身体表現)
せんがわ劇場 ・・・
劇場自体は小さいんだけど、建物自体はけっこうな大きさで複合施設なのかな?オシャレで駅からも近くていいのですが、仙川という場所がちょっと行きにくいですねぇ~。劇場は小さいんだけどすごく見やすく、客席はゆったりしていてダンスとかにはいいですね~。 Tears なんかもこんな会場だったらよかったのにな~と思っちゃいましたけど。
作品は一瞬「あ!サイキック(Noism)みたいだ」と。そう、分からない世界(爆)。でも、最近は身体表現に意味を探す必要はないのかも・・・とも思ってきたりしています。もともとダンス公演を観るようになったのも、あるダンサーさんの身体表現に惚れたからだし。
今回も動きが虫みたいだ~とか、怖いな~とか、???だ~とか、ど素人目線でいろいろ思いながら見ていましたけど、皆さん素晴らしい肉体を持った素晴らしいダンサーさん揃いでした。まだまだ知らない世界なのだ。チラシに出演者の顔写真とかないのでお名前とか分からないのですが、最初からソロで踊っていたお髭の方が素晴らしかったです。見た目に美しいバレエダンサーさんとは違い、ややなで肩で以前Noismにいらした山田さんとちょっと似てる感じ~。
基本的にしなやかなバネを持ったダンサーさんが好みなのですが、彼は全く逆で、力強くて地を這うような重心の低いダンス。足の裏の筋肉が手の握力同じぐらいの力があるんじゃないかって思えるくらい・・・何だか凄かった!いやぁ~、よかったです!いったい誰なんだぁ~?!(爆)
でもって、踊っていないのに身体表現がもっとも素晴らしかったのが、和太鼓の 小島功義 さん!!!いやぁ、ビックリ!和太鼓って言うと、鼓童とか沖縄エイサーのイメージでしたが、もぉぉぉぉぉ~、ドラマーと言いたいですっ。すんごいバチ捌きっ!!薄暗い舞台でスポットを浴びる彼のバチ捌きが残像となって美しいラインを描いているように見えました!まさに芸術作品。しかも超~がつくほど男前なんだ、これが。割れた腹筋も鍛え上げられた大胸筋も、上腕もすんごーっ!笛も吹いちゃうんですよぉ~(爆) 今年から本格的にソロ活動を始めたようで、注目のアーティストですね!
他にも謎多きダンスのある公演ではありましたけど、他の楽器(チェロ・フルート)もこんな音が出せるんだ~と、そんなに構えることなく作品を楽しめたかな?構えずに楽しめるというのは、きっと特定のご贔屓さんがいないからなんだとも思います。ご贔屓さんがいると「こんな踊りしてくれ~!」とかいろいろ欲求が出てきちゃうからね。だから、Noism作品観るとストレス感じちゃうんだな、ワタシの場合 (;´▽`A
新しいモノに出会うというのはいいですねぇ~。刺激的だし、いろんな世界を知ることが出来ます。楽しかった!出演者の皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました~。