タイトルがいかにも・・・という印象で、背表紙だけみると手に取りづらかった本です。

 

手に取ってみると、「難関中学受験を成功させる勉強のツボ 算数・国語・社会・理科の志望校別ポイント学習法」と書かれた表紙に惹かれ、読んでみました。難関中学受験というところには敬遠してしまいますが、その後ろからが大事なポイント!

 

塾通いしているお子さんの保護者なら、塾の面談などで言われることが書かれているかもしれません。我が家のように、塾に通わず受験勉強をしている子どもを持つ親にとっては、家庭で子どもの勉強をみる指導法の確認ができる手引きとして、2008年出版のものとはいえ、とても良いと思いました。

 

算数と国語においては、受験校の偏差値が60未満向けと、60以上向けにわけて取り組み方を書いてありますし、理科と社会に関しては、知識重視なのか応用力重視なのかなどの分類をした上で勉強法と導き方が書かれていて、勉強になりました。惜しむらくは、もっと早く出会いたかった・・・・!(自分のリサーチ不足!)

 

この手の本は、ほぼ、首都圏の中学受験について書かれていて、この本もそうなのですが、入試問題のスタイルや傾向が似ている首都圏の学校を見つけることができたので、私としては大きな収穫でした。今後は、入試情報を、おこがましくもその有名中学の入試情報対策から、自分がほしい情報をすくいとって吸収することができます。(これもたぶん、通塾しているご家庭では難なく知ることができているのではないでしょうか。)

 

具体的な学習の進め方や、指導法について、なんとなく自分の頭で考えていたことが、文中ですっきりと論理だてて書かれていて、間違ってなかったのだと安心することもできましたし、思いつかなかったデータや考え方を知ることができました。

 

たとえば、中学受験の問題が大学入試問題と似ているという点。傾向として、中学受験がふえている状況から、ふるい落としのためにはそうなるだろうと思っていたのですが、難関中学の問題が東大の試験内容に通じているというくだりは、目からうろこ、大きく頷くことができた箇所です。入試の問題から、その学校が欲する児童の資質が見えてくるとのは当然ですけど、入学してから6年後の進学時に躓かない資質をもっている子どもを見つけ出す内容と言い換えることができますもんね。納得です。

 

改めて、娘の志望校の卒業生進学先を見てみて、あわわ・・・となりました。

 

娘の志望校を、私はずっと中堅校と認識していて、特段難しい勉強はしなくてよいだろうと考えていたのでした。しかし、ある時、どこかの塾のチラシをよくよく見ていて、そうではないということがわかり(普通はもっと早く気付くはず・・・)、過去の入試問題の難易度が、他とくらべてどうなのかを調べだしたのでした(子どもが6年生になる春だったかも)。 大学進学状況を再確認して、算数の難易度に納得・・・・ 

 

 

中学受験・勝利の法則 (Yell books) [ 富永雄輔 ]