子どもがまだまだ幼かった頃、入園前に通っていた幼稚園で園長先生に聞いたお話が忘れられません。
幼稚園探しをはじめた頃、アクセスの良さや、保育の理念、給食の有無と内容、などなど比較検討したい項目は数有れど、園児への愛情があふれて理念がすばらしいこの園長に出会い、他の幼稚園を見に行く気がまったくなくなったのでした。その後引っ越しをして、その幼稚園には通えず、新しい土地で幼稚園探しを始めましたけど、いまなお、思い出の数々が印象深く胸にのこっています。
話を戻します。
園長先生が、大学教授の講演をきいてきたというお話でした。8、9年以上前の話なので状況がいくぶん変わっているかもしれませんし、メモを紛失して記憶にたよるので数値の正確性に自信がありませんので、ざっくりまとめてみます。(ご興味ある方はネット検索でいろいろデータが得られるのでお調べくださいね。)
大学生の朝食摂取習慣をアンケートで調査したところ、毎日欠かさず食べると答えたのは7割くらい。このデータは、実家住まいと下宿住まいの合計であり、実家住まいの学生のほうが当然摂取率は高い。しかし、東大生に限ってみると9割を超えるそうなのです。東大生といえば、下宿生が大半ですよね。それなのに高摂取率!
ある日、東大生と話していた教授が、朝食の話になって、ふと、下宿生は手軽なパンを買いおきしたり、コンビニで何か買って食べているのかなと思い、朝食にどんなものを食べているのかを聞いてみました。すると、「ご飯と味噌汁に決まっているじゃないですか」というような答えだったそうです。
一般的に、朝食を抜く理由で多いのは、朝に時間がないから、忙しいから。でも、大学に入るため相当の時間を費やしてきたであろう東大生は、きっちりと朝ご飯を食べており、しかも、自炊していると思われる、というお話だったのです。
つまり、朝食をしっかり食べる(時間をかけるべきところをはきちがえない)というのを含めて、生活習慣を家庭でしっかり築いているから、東大に入れたと考えられる、という話でした。そのためには、幼いうちからの習慣づけが大切ですよ、と。
このお話をきいて、我が子は東大まで目指さなくても、将来の展望をひろげる土台作りに、まずはよりよい朝食習慣から!と強く思ったことが忘れられません。
そうは言っても、自分自身が子ども時代から朝食に重きをおいてこなかったので、どういうものを朝に作ればいいのかわからなくて、友達に教えてもらったり、本を読んだりして、いろいろ試してきました。子どもは現在、朝はだいたいご飯食が基本に落ち着いてきましたが、母の研究は未完成。