1930年といえば、世界恐慌のまっただ中で、大変な時期だったでしょう。演奏しているのは、あの伝説的なウィーンのヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーです。彼の1915年から1945年の録音を集めたボックス入り10枚セットのCDがなんと1,775円。甘く柔らかな音が素晴らしい。そして、なんとやさしげで謙虚な美しい演奏でしょうか。
このように、たまあに店を覗いては、飽きずにながく聴けるレコードやCDを探すのは楽しいものです。
ルービンシュタインの10枚入りも、古い録音ですが同じく1,775円。ギーゼキングの8枚セットが2,900円ほど、ヘブラーのモーツアルトの復刻版が5枚で4,200円。リパティの4枚セットが1,460円、フランス・クリダのリスト14枚セットもなんと4,390円。すでに持っているものと重複する録音もありましたが、いくつか買ってしまいました。
これらの演奏家諸氏の音楽に対する姿勢は、どこか今の演奏家とは異なります。「我」を張らない真摯な集中力が曲の美しさを紡ぎ出してくれるわけです。
聴くことで心の栄養補給、というところでしょうか。
心の栄養補給してますか?
1月に室内で咲いたミニバラです。
