欲情
『あ…7500円のしかない』
いつも使ってる
5つある6000円の部屋は
時々こうして
先客で埋め尽くされる
今でこそ
たかだか1500円の違い
と思えるが
当時の私たちにとっては
死活問題
『仕方ないか』
そう言って健は
普段押す部屋よりも
一つ上にある部屋の
ボタンを
バスケットボールで
鍛えられた
長くて
少しゴツゴツした指で
押した
いつも
この指が
私の中に
入ってきてるんだ
あと30分もした時には
その指を
愛液で濡らしながら
私はどんな表情を
見せているんだろう
いつも使ってる
5つある6000円の部屋は
時々こうして
先客で埋め尽くされる
今でこそ
たかだか1500円の違い
と思えるが
当時の私たちにとっては
死活問題
『仕方ないか』
そう言って健は
普段押す部屋よりも
一つ上にある部屋の
ボタンを
バスケットボールで
鍛えられた
長くて
少しゴツゴツした指で
押した
いつも
この指が
私の中に
入ってきてるんだ
あと30分もした時には
その指を
愛液で濡らしながら
私はどんな表情を
見せているんだろう