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「おまえの言っていることは曖昧で、分かりづらい。登山道と同じなんだよ。全貌がまったく見えない。頂上に立った者からしか把握できないような道に意味はないだろうが。登る途中の人間でも見渡せるような道を作ってくれ」

――― 伊坂幸太郎 「陽気なギャングが地球を回す」


物事を人にわかりやすく説明することの難しさよ.
今週は日曜に重賞2つ.今週も,どっちもフルゲートに満たないなぁ.

中山はアメリカジョッキークラブカップ.AJCC.2200mのGII.

GI馬が出てきますね.
キャプテントゥーレはルメール騎乗ですか.何かやってくれそうな予感.けど距離長いかな.
アドマイヤコマンドは一昨年のダービー以来.どんなレースするか楽しみ.

京都は平安S.ダート1800mのGIII.
一応フェブラリーSのステップですけど,メンバーが・・・.強い連中は川崎記念ですかね?ぶっつけってのも結構いるんだろうなぁ.
ロールオブザダイスは大賞典3着でしたが,その時はデムーロだったからなぁ.岩田さんでどうか.
個人的に注目はウォータクティクス.復活に期待したいところ.

冬競馬は退屈だなぁ.3歳重賞じゃないと特に.寒そうだしね.
はやく来ないかなGIシリーズ.
不毛地帯 第5巻 (新潮文庫 や 5-44)/山崎 豊子



というわけで,全五巻,読了.

テーマが多岐にわたります.難しかったなぁ.
戦闘機,中東戦争,自動車,石油.
ライバルというか,敵というか,闘う相手も沢山.他商社との争奪戦,会社内での権力争い,政界工作,自動車の外資,果ては中東の石油王族まで.
解説に「『調べる』芸術」云々と書いてあったのには納得.

3, 4巻あたり,秋津千里との件や,里井副社長との主導権争いのあたりは読んでる僕にとっての「不毛地帯」で,ちょっと萎えかけましたが,最後の5巻はよかった.1巻と合わせて,読んでよかったなぁと思えました.さわやかな感じで終わるラストも良いです.

僕としては面白かったんですが,人にはあんまりお薦めできないなぁ.重いしいかついですから.
ただ読み終えた後はある種の充実感というか,大長編読み切ったぞーみたいな達成感は味わえます.

ドラマと同時進行で読んでいたので,多少読みやすくはなってましたね.配役などイメージしやすかったですし.
そのドラマは視聴率がイマイチのようですね.キャストもいいし面白いんだけどなぁ.まあ重い話なんで一般受けはしないだろうとも思いますが.
今日後輩と,雨降りそうだなぁ,なんて話してたときに思ったんだが,天気予報の降水確率で「0%」,というのがどうも気に食わない.「100%」もまた然りなのだが.

どうやって算出しているのか,詳しいことは知りませんが,「0%」ってのは「絶対に降らない」ってことだ.世の中に「絶対」なんてことが,そう簡単にあってたまるかってんだ.天気予報が外れて,降るときは降るじゃないか.
せめて「1%」,と言えばいいじゃないか.予報が外れたときの言い訳にもなる.
先週の話だが,大関魁皇が歴代最多勝記録を更新したそうだ.
長くやっているからこそ達成できた記録であり偉大だとは思うが,どうもピンとこない.
この記録達成を報じたTVのニュースでは,「名大関・魁皇」と紹介していたので,「名大関」なんて言葉はあるのだろうかと首をかしげてしまった.googleで検索してみたところ,結構ヒットして意外であった.

大関にまでなるのはもちろん凄いことだとは思うが,最近の大関陣が長いこと足踏みしてパッとしないこともあって,どうしても「横綱になれない力士」という印象の方が強い.魁皇はその最たる例だ.休場やカド番を何度となく繰り返している.
それでも番付が落ちないのだから,大関陣たちだけの問題ではないのかもしれないが,僕はもう少しルールを厳しくしてもいいのではないかと思っている.例えばカド番何回で自動的に降格とか,何回目のカド番時には勝ち越しだけではなく10勝以上必要にするとか.

僕はよく知らないのだが,横綱審議委員会というのは横綱以外に何かを物申す権限はもっていないのだろうか?彼らは朝青龍批判には熱心だが,大関以下の力士についての議論というのはあまり聞かない.報道を見る限りでは,朝青龍についてあれこれ文句を言った後,最後に取ってつけたように「来場所は大関陣の奮起に期待する」なんて発言をしている程度だ.
優勝しても文句を言われてしまう朝青龍と,不甲斐ない大関陣.どちらが真に批判されるべきかは言うまでもない.奮起を期待するならルールを改正する方がよっぽど生産的だと僕は思うのだが.