くのう | cotameba
ガリレオの苦悩/東野 圭吾
 
 
「価値のない実験なんかはない」
 
 
「まずはやってみる―その姿勢が大事なんだ.理系の学生でも,頭の中で理屈をこね回すばかりで行動の伴わない連中が多い.そんな奴らはまず大成しない.どんなにわかりきったことでも,まずやってみる.実際の現象からしか新発見は生まれない.(略)」
 
 
「(略) うまくいったケースだけを誇張して発表する.科学者の世界では,それは常識なんだ」
 
 
上は湯川先生の言葉.
 
 
湯川先生は「実に論理的」だが,小説そのものも,構成なんかが論理的で無駄がない.
だから読んでて心地いい.
上質な短編.
 
面白いからか,すぐ読み終わってしまってなんだかもったいない.
 
一番面白かったのは,「操縦る (あやつる)」,です.
 
次は長編の方いきます.