- 国銅〈上〉 (新潮文庫)/帚木 蓬生
- 国銅〈下〉 (新潮文庫)/帚木 蓬生
- おそらく我が国史上最大規模の国家的事業,奈良大仏造営のお話.
- 好きな作家だが,古文とか漢詩とか出てきて,ちょっと読むのしんどそうだと思ってなかなか読まずにいた作品.
- いざ読み始めてみると,この作家の作品ではいつものことだが,面白くてどんどん読めた.
- 読んでいて,主人公との「一体感」が心地よかった.
- 感情移入とも違う,応援したくなるっていうのとも違う.
- いい表現が見つからない.不思議な「一体感」なのです.
- それにしてもこの帚木蓬生という作家は本当にジャンルを問わない.ということを改めて思った.
- 今作のように,舞台が奈良時代だったり,別の作品では19世紀末のパリだったり,現代の最先端の病院だったり.
- しかもどれも一級品.
- 朱夏・警視庁強行犯係樋口顕 (新潮文庫)/今野 敏
- 非常に読みやすくて,2日で読んでしまった.
- 前に読んだ,「リオ」の続編.
- 人間関係などは前作から引き継いでいるので,わかりやすかった.
- 私としては,今作のが面白かった.
- 前作を読んでいなくても十分楽しめるんだろうが,前作を読んでいないとわからない小ネタも当然あるわけで,そのへんは好きずきかなと思う.