僕個人の考え方として。
美容師はあくまで技術職であり、ヘアデザイナーであるべきだと考えている。
技術職である以上、自信を持って確かな技術の提供、しっかりとしたヘアデザインの提案をしていくのは、この飽和状態にある理美容業界において、マストであり、最低条件であると思う。
その技術は、一朝一夕で身につくものではなく、経験数と実績、努力の継続により身につけていくもの。
当然、何十年経っても。いつまでも第一線でサロンワークをこなしている
「巨匠」と呼ばれる方々からしたら、まだまだ僕も未熟者。
だからこそ、今の自分の実力に満足することなどなく。いつまでも全力で技術向上を考え行動を、これからもしていくだろう。
話を戻し3年前、表参道にてフリーランスとしてサロンワークを始める。
その当時、普段は地元群馬で日々のサロンワークをしていた。休みの日でも撮影や練習、コンテストなどにも出場していた。
美容業界誌も熟読していたし、都内有名サロンが行うヘアーショーも頻繁に観に行っていた。
そんな毎日充実した中で、ふと湧き出てくる感情があった。
「都内で、美容師として挑戦してみたい。自分自身の腕を試し、さらに磨きたい。」
どうしても、美容業界は地方で働いていると、都内の美容師美容室に対しての劣等感を感じてしまう傾向にあると思うし、実際自分自身も、少なからずそれがあったからこその感情だと思う。
思ったら行動しないと気が済まない性格なので、色々と調べ、常勤していなくても働ける、フリーランスでの仕事スタイルがあることを知り、より条件に合うサロン探しを始め、見学も幾つかのサロン様にさせてもらった。
どうせ、都内でやるのなら、美容の聖地でもある場所でないと意味がない。
青山、原宿、表参道。
数多くの美容師美容室に溢れ、有名ブランドサロンも特に多いエリア。
その中で、自分の直感的に決めた場所、表参道。
実際に約3年間、表参道と群馬とのダブルワークをしてみて感じた事。
地方で身につけた技術が、今までの自分の技術力が通用しない訳ではなく、むしろ同じく表参道で働いていた美容師さにも褒めて頂けたり、実際のお客さまにも喜んで頂けて、今まで以上の自信を感じられるようになったな、と。
ただ、やはりそれは実際に都内で仕事してみないと、絶対に分からない事。
「第一線」という言葉が当てはまるように、流行やセンスの感度であったり、その変化スピードは、週1、2回行く期間ですら、ドキッとしてしまう時もあった。
そんな中で。来てくれたお客様がサロン帰りにそのまま、原宿でヘア雑誌やファッション誌のカメラマンに声をかけられ、撮影してもらい、雑誌に掲載されたりという事が何度かあると、本当に自信になるし、何より嬉しかった。
こんな経験は、やはり「ならでは」だな。と思う。
この3年間、技術とセンスをより自分らしく磨き込めたのは、本当に今でも良い選択をしたな。と思っている。
経験は財産。
これからも、今までの自分を生かし。自信を持って、しっかりとした技術提供、スタイル提案を全力でしていく。
それがまた、何年後か先の「財産」となるはずだから。
この先も、沢山の選択肢の中から、何かを選択する場面も数多くあるだろうけれど。
自分の直感を信じ、行動して。人生を楽しんでいこうと思う。
群馬県 桐生市 みどり市 太田 伊勢崎 前橋 高崎 美容室
古民家サロン KICO