IMM円通貨先物取引の投機筋のポジション動向を確認しておきましょう。

2012年12月18日時点では89,163枚の円売り越しとなりました。9週間連続の円売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて5,238枚減少しています（5週間振りの減少）。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋（ノン・コマーシャルズ）のスタンスは、12月18日時点ではまだ「弱気」継続と判断します。

　下記は実需筋（コマーシャルズ＝年金などの機関投資家）のポジション動向です。

　2012年12月18日時点では135,953枚の円買い越しとなりました。11週間連続の円買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて2,563枚減少しました（2週間連続の減少）。

実需筋（コマーシャルズ）のスタンスは、12月18日時点では、まだ「強気」継続と判断します。

　ヘッジファンドやCTAなど投機筋のスタンスは、引き続き「弱気」に傾きすぎています。目先は円安基調が続くと思われますが、揺り戻しに注意する必要があります。

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円相場の動きと投機筋の動向（2012年12月18日時点）…円売り越し枚数は5週間振りに減少！