12月29日のNY株式市場は反発しました。

この日発表された12月のシカゴ購買部協会景気指数と11月の中古住宅販売がともにコンセンサス予想を上回ったこと、さらにイタリアの長期国債の入札が良好な結果とことから、買い安心感が広がりました。ほぼ一本調子の上昇で引けています。

なお、債券市場では10年物国債利回りが低下し、外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して続伸しています。

S&P500指数のVIX（ボラティリティ・インデックス）をみると、12月29日の終値は22.65％となりました。前日比0.87ポイントの低下で、3営業日振りに下落しています。投資家心理が改善したことを示しています。

また、12月29日時点のVXV（S&P500指数の3カ月ボラティリティ）は26.25％で、前日比0.50ポイントの低下となりました。3営業日振りの下落です。

　下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです（2009年以降のチャート）。

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VIX指数の動き（2011年12月29日時点）：22.65％、前日比－0.87ポイント