NY株式市場は続伸しました。

朝方発表された3月のADP全国雇用者数はコンセンサス予想よりもやや悪かったものの、増加数は20万人を超え、先行きの景気見通しについて安心感が広がり、買い優勢でスタートしました。ダウ工業株30種平均は一時100ドル超となりました。その後、週末の雇用統計発表を控えて利益確定売りも出ましたが、終日堅調に推移しました。

なお、外国為替市場では、ユーロドルや英ポンドが買われる一方で、ドル円相場はやや下落しています。

S&P500指数のVIX（ボラティリティ・インデックス）をみると、3月30日の終値は17.71％で、前日比0.45ポイント低下しました。2営業日連続の低下で、投資家心理が改善したことを示しています。

　下記はS&P500指数とVIX指数を合わせたチャートです。VIX指数の動きから見れば、S&P500指数は直近の高値を上回ってくる可能性が高いといえます。

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VIX指数の動き（2011年3月30日時点）：17.71％、前日比－0.45ポイント