先日、福岡・佐賀のDuo Recital が終了しました。お越しくださいました皆様、本当にありがとうございました。
私は1/27の福岡でのリハーサルから同行させてもらいましたが、生野正樹・後藤秀樹両氏のアンサンブルが以前に増してより密になっていたことに驚きました。
リハーサルの組み立て方ももちろん、その内容もこれまで以上に深いレベルで音を追求する真摯な姿勢に私自身も大いに刺激を受けました。そしてリハーサルから本番までとても充実した時間は私にとっても本当に実りあるものでした。
拙作の『ミストラル』も自分を含めた3人で議論を重ね、アイディアを出し合いながら時間をかけて丁寧にリハーサルをして下さいました。これはもう作者として感謝と嬉しい気持ちしかありません。
（もちろんどちらの本番も素晴らしい演奏だったことは言うまでもありません。）
音楽のみならず、準備の大切さや心構え、考え方など、やはり現場でそして人から学ぶものは大きいなと思うと同時に、そのような姿勢を持つ仲間がいることに改めて感謝する旅となりました。
ブラームス2曲をメインにしたプログラムは重厚さたっぷりでお客様に楽しんでいただけるのか当初は少し不安もありましたが、終演後や後日お話しすることのできた方から好評を頂きひと安心。同時にこれは曲の魅力を引き出すことのできた2人の演奏者の力だなと感じました。本当に素晴らしかった~！
お越しくださいました皆様、コンサートに御協力頂いた関係者の皆様にこの場を借りて感謝申し上げるとともに、私個人としてもより一層精進して参りたいと思います。
ありがとうございました！
深川 甫
福岡・もも庵にて。リハーサル中
終演後。
