やっと小さい命を授かることができました。現在妊娠9週です。
私たち夫婦は遠距離恋愛だったため入籍して4ヶ月は別居婚からのスタートでした。
一月に1回は熊本〜東京間をどちらかが会いに行くという形で会ってはいたので、入籍後は
私の排卵日に会える様に会ってタイミングはとってはいました。
その間一度、基礎体温がずっと高く体調が悪い時期があった為、「これは妊娠か!?」とぬか喜びをした事が
一度だけありました。(普通に生理予定日に生理がきましたが…)
それから一緒に暮らし始めて1周期また残念な結果になり、年齢もお互い高齢ということもあり
早めに不妊外来を受診しました。
タイミング法を6回後、卵管通水検査と夫も精子の検査をしました。
最初の頃の血液検査でのホルモン等の結果、卵管通水検査も夫の方も検査結果はバッチリと
言われはするのですが授かれず…
ステップアップで排卵誘発剤(クロミッド)を処方してからのタイミング法を4回行い妊娠しました。
先生にも次回からはクロミッド投与ではなく、排卵誘発の自己注射にステップアップしましょうとの
提案もあっており、私達も次回は人工授精へのステップアップを決めていました。
授かれない間は本当に辛く、子供がいない人生も視野に入れ始めた頃でした。
できない期間、夫との話し合いで最終的なステップアップとしては顕微受精も1回はトライして
から気持ちに整理がついたなら諦めようとも決めていました。
ただ、子供ができないことは私たちだけの問題ではなく、夫のご両親、また私の両親(特に母に)に
本当に申し訳なく、その事を思うと泣いていました。
また、不妊治療でストレスを溜めてはいけない大切な時期に仕事でもプレッシャーのかかる事件があり、
あの頃は今考えると本当に辛かった。毎日泣きながら満員電車に乗っていました。
あの頃は「せめて赤ちゃんだけでもお腹にいてくれたら…(頑張れるのに)」と呪文の様に心の中でずっと
叫んでいました。
現在、仕事も繁忙期真っ只中でのつわり中(おまけに本日はインフル感染中)ですがお腹の子の存在だけで
毎日しみじみと幸せを噛み締めています