長時間のスマホ、パソコンの使用は、猫背になる大きな原因。画面を見る時、顔を近づける事が多い為、自然と首と頭が前に出て、猫背になる。

猫背で背中が丸い状態は、自然と骨盤が後ろに倒れるので、骨盤周辺の筋肉が固まり、腰痛の原因にもなる。

猫背に大きく関係するのが、首の後ろから肩、背中にかけ、幅広く張っている僧帽筋(イラスト参照)。僧帽筋が硬くなると、肩甲骨の可動域(動きの自由度)が狭くなり、背中のこわばりや痛みにも影響してくる。

僧帽筋が硬くならないよう、肩甲骨、背中を動かす事で

肩周りの血行が良くなる

猫背改善

首、肩こり、腰痛改善

などの効果を得やすくなる。ここで、肩甲骨を動かして猫背改善！ヨガベルトを使った、簡単ワーク最後の方に、私の姿勢変化を写真でUPしているので、見てもらえたら嬉しいです

easy work with belt(ベルトを使った簡単ワーク)

ポーズのやり方

準備するもの→ヨガベルト(金具を下に向け、写真①のように首からかけておく)

Step1→ 首から脇の下にベルトを移動させ、手で持つ(写真②)

Step2→写真②から、ベルトの輪っかに頭をくぐらせ、ベルトを背中側で持つ(写真③)

Step3→上に出ているベルトを、背中にある横のベルトの中に入れて、手で下に引っ張る(写真④)

Step3→ベルトがねじれやすいので、鏡で確認しながらやります。背中にある横向きのベルトは、下に落ちないよう脇の下を通るようにする(写真③)

※ベルトを通したら、上のイラストにある僧帽筋、肩甲骨を首から離す意識で、真っ直ぐ下に引っ張る。肩、上腕の外側を後ろに引いて、肩甲骨は胸の方に近づける。頭は後ろ。

※頭を後ろに引く時、アゴを下に落とさず、アゴは床と平行に保つ。鏡を横にして立ち、耳、肩、上腕が一直線上にきているかチェック(写真①、②参照)

ベルトを引っ張る力を使って、僧帽筋、肩甲骨を首から離し、肩を後ろに引いて肩甲骨を胸の方に近づける。そうする事で、耳、肩、上腕の外側が一直線上にきて、正しい身体の位置を覚えやすくなります。

私はよく、パソコン作業の合間にこのベルトワークをやり、出来るだけ僧帽筋が固まらないように意識していました。マットを引いたり、着替えたりしなくてもできるので、隙間時間にぜひ

肩甲骨を動かして猫背改善！ヨガベルトを使った、簡単ワーク、いかがでしたか？

2018年は、お尻の下にサポートを入れても、骨盤が後ろに倒れている(お尻の下にサポートを入れると、骨盤は垂直になりやすい)し、猫背が強く、首と頭が前に出ている。

2023年は床で、骨盤は真っ直ぐに起き、背中の筋肉が強く柔軟になった事で、背骨が正しい位置(自然なS字カーブ)に近づいている。

2018年、これでもだいぶ身体が変わったと思いながら、楽しく練習していました。でも、背中は中々スッキリせず、課題の１つだった。

私は、軽い側湾だと言われるぐらい猫背がひどかったけれど、それに気付いたのは、アイアンガーヨガを始めてから。この姿勢が、自分のいつもだったから、何も思わなかった。

自分では気付かない事はたくさんあるけれど、アイアンガーヨガの、正しい身体の使い方を重視した練習は、それに気付かせてくれる。

身体が整い、良い姿勢を楽に保てるようになるまで、ある程度時間がかかる。長距離マラソンと同じで、最初から頑張りすぎると、後半つらくなって、やめたくなってしまう。それは勿体無い！

長く続ける為には、ペース配分が大事。途中、周りの景色を見れるぐらいの余裕を持って、ヨガの練習も楽しんで続けて欲しいです

疲れたら少し休んで、「さあ、また頑張ろう」の気持ちを持てたら、きっと長く続けられますね

今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございます。いいねやコメント、フォローもとても嬉しいです

アイアンガーヨガ認定指導員

太田あゆみ

お問い合わせ先

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