観音坂独歩さんは営業の仕事をやっています。いつも彼を見ています。今日は窓口から見て背の高い影を見ました。いつも通りの顔の観音坂独歩さんが相変わらず心配になりました。重い雰囲気を醸し出しています。
「いつもより、クマ濃くないですか?寝てますか?」疲れ果てたのようですね。気持ち青白い気がする顔に確かに黒さが増やした目の下がひどくなっていました。
「ははあ、大丈夫です。」「本当に?それになんか痩せましたか?食べてますか?」「…食べて…食べれてないです。」
ちょっとびっくりしました。いつもみたいに適当に返事返されるかと思ったら、今夏は正直に返されました。
「そうですか。観音坂独歩さんもお疲れですから、今日はもうひとつどうぞ……」「ありがとうございます。」
私はチョコレートを観音坂独歩さんに渡しました。いつも営業用の笑顔じゃない笑顔をする観音坂独歩さんはチョコレートを私の手から取りました。
