「あの人は実はこんなことをしている」
「普段は普通に見えるが、実際はこういう人だ」
ついつい、こういったことを思ったり、他の人に伝えたりしてしまいます。
中国、明の末期に、洪応明という人が書いた『菜根譚』という書物があります。
本家の中国でより、日本での人気が高かったようですが、この『菜根譚』には次のような言葉あります。
人の小過を責めず
人の陰私(いんし)を発(あば)かず
人の旧悪を念(おも)わず
三者をもって徳を養うべし
またもって害に遠ざかるべし
陰私とは隠し事、旧悪とは過去の間違いのことです。
人の小さな過失は責めず、人の隠し事をあばかず、人の過去の過ちを蒸し返さないこと。これらを守れば、自らの徳を高め、害から遠ざかるという意味です。
つまり、人を責めなければ、徳を積むことになり、自分の幸せに通じ、災難を免れるということなのです。
私自身もとかく、他人の欠点を批判しがちなところがあるので、この言葉を肝に銘じたいと思います。
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