
英語を勉強として捉えると、どんなに崇高な目標があっても時として苦痛になったり退屈になったりする時があります。そんな時、英語でジョークを読むことで楽しみながら無意識のうちに英語の知識が身に付いている、という魔法のような効果を体感しましょう!というのがコンセプトです。
英語のジョークは単に英語に触れるというだけでなく、
●ダイアログ形式が多いので会話の中で使われる実用的なフレーズを覚えられる
●文化や歴史を知らないと何が面白いかわからないので、言葉以上の知識が手に入る
●日本人と明らかに異なる英語圏の人達の「笑いのツボ」がわかるようになる
といった副次的効果が期待できます。
ジョークって説明されると面白さが半減してしまう場合もありますが、英語の勉強のためなので使えそうなフレーズを随時取り上げながら進めて、笑いのポイントがわからなかった方のために最後にオチを解説するスタイルを取りたいと思います。
しばらく真面目な記事が続いててこのブログの特徴である「下ネタ」が少ない、という読者の方からの不満の声が聞こえましたので(幻聴)、ちょっと刺激的(provocative)なものを選りすぐって取り上げます。
そういうのが苦手な方、ご両親にそういうサイトは見ないようにと言われてる小・中学生の方はランキングボタンだけクリックして読まずに立ち去ってください。(笑
ということで、第一回は「男♂と女♀」についてのジョークです。
この「男と女」というテーマ、英語に限らずジョークで非常に多く使われるパターンで、いかに男女がお互いのことを理解し合えないか、お互いを馬鹿にしているかを如実に表しています。(笑
今日取り上げるジョークは旧約聖書で最初の人類として描かれている「アダムとイブ」のお話です。
まずほとんどの方はご存じだと思いますが、このジョークを笑うための前提知識を説明しておきます。
聖書では神様がエデンの園で最初の人間としてアダムを創ったとあります。その後、神様は一人で寂しがっていたアダムのために彼のあばら骨(rib)からイブを作ったとされています。
ということを押さえた上で、以下のジョークをお楽しみください。
ポイント解説は英語の下に青字で書きます。
One day, after nearly an eternity in the Garden of Eden, Adam dials up God and says; "Lord, I have a problem"
今日のジョークでは神様が登場してきますが、英語では「God」「Lord」「He」と文中でも大文字で始められます。今回のジョークでは「from the heaven」「from above」「heavenly voice」といった表現は全て神様の声ですね。
"What's the problem, Adam?" God replies.
"Lord, I know you created me and have provided for me and surrounded me with this beautiful garden and all of these wonderful animals, but I'm just not happy."
"Why is that, Adam?", comes the reply from the heavens.
"Lord, I know that you created this place for me, with all this lovely food and all of the beautiful animals, but I'm lonely. The sheep and I do not speak the same language."
"Well Adam, in that case I have the perfect solution. I shall create a WOMAN for you"
「shall」は「will」と同じような意味で使われる助動詞ですが、『抗えない神の意志』というニュアンスなので肯定文での使用は教会や法律用語くらいでしか目にしません。ここは正に神様の言葉なのでぴったりな語感なんですよね。
"Forgive me, Lord, but what is a WOMAN?"
"This WOMAN will be the most intelligent, sensitive, caring and beautiful creature I have ever created. She will be so intelligent that she can figure out what you want before you want it. She will be so sensitive and caring that she will know your every mood and how to make you happy. Her beauty will rival that of the heavens and earth. She will unquestioningly care for your every need and desire. She will be the perfect companion for you." Replies the heavenly voice.
「rival」は『~に匹敵する』という他動詞としても使えます。
このあたりは女性を英語で褒める時の文句として役立ちそうな表現がいっぱいあります。(笑
"Sounds great to me." says Adam.
"She will be great, as is with all things I create, well except for the Platypus, but Adam.........."
「Platypus」はカモノハシ(口ばしと水かきを持ち、卵を産む哺乳類)のことです。カモノハシはよく『神様にユーモアのセンスがあった』というジョークのネタとして使われることがあります。
"Yes Lord."
"This is going to cost you."
"How much will this WOMAN cost me Lord?" Adam replies.
"She'll cost you your right arm,..... your right leg,..... an eye and an ear,... and........... your left testicle."
はい来ました、「testicle」。『睾丸』の少し医学的な言い方です。もっと低俗な表現としては「ball」や「ballock(bollock):イギリス英語」などがポピュラーですが、いずれの場合も通常は複数形で使われます。今回は左側だけなので単数形。
Adam ponders this for some time. Then, with a look of deep thought and concern still etched on his face, Adam says, "Ehhhh, what can I get for a rib?"
(解説)
女性は元々きれいで優しくて賢くて男性の欲求を全て満たしてくれる存在として神様からオファーされたけど、代償があまりにも高くつくのでアダムが「あばら骨1本」で妥協したから今の女性程度にしかならなかった、というかなり女性を蔑んだオチですね。
でも、女性の皆さんご安心ください!
このジョークを受けて以下の女性の立場から作られたカウンタージョークが存在するんです。
One day in the Garden of Eden, Eve calls out to God.
"Lord, I have a problem!"
"What's the problem, Eve?"
"Lord, I know you created me and provided this beautiful garden and all of these wonderful animals and that hilarious comedic snake, but I'm just not happy."
蛇は聖書でイブに「リンゴ(善悪の知識の実)」を食べるようにそそのかす生き物として書かれています。
"Why is that, Eve?" came the reply from above.
"Lord, I am lonely, and I'm sick to death of apples."
ここでイブは「リンゴ」を散々食していることから、すでに女性には善悪の判断や知識が備わっていた、という伏線を張っています。
"Well, Eve, in that case, I have a solution. I shall create a MAN for you."
"What's a MAN, Lord?"
"This man will be a flawed creature, with many bad traits. He'll lie, cheat, and be vain; all in all, he'll give you a hard time. But he'll be bigger, faster, and will like to hunt and kill things. He will look silly when he's aroused, but since you've been complaining, I'll create him in such a way that he will satisfy your physical needs. He will be witless and will revel in childish things like fighting and kicking a ball about. He won't be too smart, so he'll also need your advice to think properly."
難しい単語だけピックアップしておきましょう。
・flawed:欠点のある
・trait:特徴、特性
・vain:虚栄心が強い、うぬぼれの強い
・aroused:欲情した
・revel:大いに楽しむ
男性を英語でバカにする時に使えそうな表現が満載ですね。(笑
"Sounds great." says Eve, with an ironically raised eyebrow. "What's the catch, Lord?"
「What's the catch?」はこのまま覚えておきましょう。『何か裏でもあるの?』という、うま過ぎる話や誘いなどを持ちかけられた時に使う表現です。
『裏なんてないよ』と答える時は「No catch.」です。
"Well ... you can have him on one condition."
"What's that, Lord?"
"As I said, he'll be proud, arrogant, and self-admiring ... So you'll have to let him believe that I made him first. Just remember, it's our little secret...
"You know, woman to woman."
「woman to woman」は『女同士の約束』という意味で、当然「man to man」という言い方もあります。女同士ということは、実は神様も女だったということを暗に示しています。
(解説)
実は最初の人類は女(イブ)であり、男(アダム)はその後に造られた存在だったけど、男は見栄っ張りでアホな生き物なので自分が最初に創造されたって思わされている、という辛辣なジョークです。
まー、我が家を筆頭に夫が妻の手のひらの上で転がされてる夫婦は多いので、まんざらウソではないのかもしれませんね。。。
今回のジョークに関する質問があればコメント欄で聞いてみてくださいね。
さすがに2つ紹介すると疲れるので、次回からはもう少し短くする予定です。
個人的に大好きなテーマなのでどんどん面白いものを拾ってきます。
乞うご期待!
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