HyperーCVADが始まり、先日のカンファレンスで移植か化学療法で悩んでいた海
薬剤師からは『寛解という素晴らしい状態で、選択肢がふえた。ベストなタイミングでの話しだと思う』
草食『血液を携わる医者として移植をすすめます。そして個人的にも治って欲しいので移植をすすめます』
の一言でかなり移植に揺れていました
今のままではお薬だけでは治癒は望めないと
よ~するに、耐薬性がある=化学療法では難しい
リスクは低い方だと思っていたので、寛解するのが当たり前だと思っていた。甘い考えだが、そこにもたどり着かないなんて考えなかった
プロが下した判断。そして治療の経過を考えると、私も少しそうなのかと思った
ハーフマッチ移植の症例は転院先では年間100例あり、結果も良好らしい
実際、母子間にはお腹の中にいるころにお互いの免疫ができていて、例え半分しか合っていなくても激しいGVHDは出にくいようです
そして残存する白血病細胞をやっつけるGVLが高く望めるので、難治、再発性の第一選択肢に入っているようです
海に治って欲しい
海に元気になって欲しい
と願う全ての方が支えてくれる
海は『移植をする』と
命の選択を決めました
私のやるべき事は、移植にどのような臨床経過なのかしっかりお勉強して出向きます
海の不安が少しでも取り除けれるように.....
そしてまた4人でケラケラ笑えるように
治療方法は望み通りではなくなったけど、行き着く先は【治癒】だから
また一つ、大きな壁を乗り越えたね
大きな病を抱えた友が
『今が底やから、これ以上下がる事はない。頑張ろう』と私を奮い立たせてくれた
命の重みを知っているからこそ、深みがある。ありがとう
強く凛と支えたい
またね