これが実態か。

とある会社の応接室でデューデリを始めて1時間。

資金繰りの悪化を招く原因の一端を垣間見た。

売上総利益(粗利益)段階で赤字ならともかく、

粗粗利益(付加価値)段階で赤字なのだ。

つまり、材料費と外注加工費の合計が販売価格を

上回っている状態、お客様への奉仕価格を通り越して

「贈与」となっている。

これはひとたまりもない。

こんなことを続けていると資金繰りに行き詰るのは

時間の問題である。

では、何故こんな受注を黙認するのか。

営業部の売上至上主義と経営者の工場を回すためとの

言い訳が返ってきた。

全くもって論外である。

付加価値とは、売上から材料費、外注加工費等の外部調達費用

を差し引いた残りの金額であり、自社の人、物、金でどれだけの

価値を生み出すことができるかという指標になるものであるが、

戦う前にすでに奉仕しているのである。

せめて判断するのであれば、粗利益段階である。

販売管理費の削減等で将来、営業利益を出せる自信があるの

であれば、受注するかどうかは経営者の判断である。

分水嶺を間違っては存続はありえない。

がしかし、営業部からは特定の受注が赤字でもトータルで黒字なら

構わないのではないかとの反論が返ってくる。

よくあることだ。

そして得てしてそれらの受注は長続きしないか、最終的に赤字に

追い込まれるのである。

相手も商売だ。

時間をかけて採算案件を値切ってくる。

生産量を糧に、あるいは資金繰りの足元を見ながら、冷徹に。

この辺の所を経営者自身が徹底できるか、最初が肝心である。

値引き体質が染みついた企業は生き残れない。


コスナ―

笑顔と感謝の気持ちで幸せの種を蒔いていこう。

素敵な一日になりますように。

 
お金は命の次に大切なものだと豪語する知人がいる。

確かにお金は生活していくうえで欠かせないものである。

しかし、大概、財産ができるとそれを守ろうとして絶えず心の中の怖れと格闘することになる。

また、ある人は地位や名誉を欲しがり、あげくの果てに人を見下すようになる。

正にお金のもつ魔力にとりつかれた典型例である。



人生の目的はなんなのか。なぜこの世に生を受けたのか。

誰でもその人なりの使命をもって生まれてきている。

その命を知り、世のため人のために尽くしていく。

そこに人生の真の価値がある。

人それぞれに置かれた状況は違うけど、誰でも人生の成功者になれる。

だからこそ、どんな境遇にあろうとも決してあきらめてはいけない。

意味があって今の境遇を神様から与えられているのだ。

きっとあなたにしかできないことが必ずある。

誰にどう思われようと堂々と胸を張って生きていこうよ。

人生なにがあっても上り坂。

笑顔と感謝の気持ちで過ごせれば、きっと幸せの花が咲く。

コスナー

 
入院患者、通院患者の差こそあれ、ガン患者の胸中は

複雑だ。

特に転移している場合のことを考えるとこの状態が

際限なく続くような気がしていつもびくびくしている。

人生生死ありとは言うが、まだまだやりたいことはたくさんあるし

宿命の道とは理解しがたい感情がある。

自分の場合は幸いなことにまだ再発は見られないが、

何かあればいつも頭をよぎる。


でも、あの時あの経験がなければ今の自分はありえない。

何よりも何のために事業をやっているんだという根本に

立ち返ることができたからだ。

世のため人のためという社会的使命が強くなったのもこのときからだ。


当時の日記をみてみると、


手術が終わり、抗がん剤による治療に入る前に検査が行われた。

第1クールまであと少し、不安な日々が続いた。

体力には自信があったが、まわりの人の話を聞くとかなり深刻だ。

でも、やるしかない。



とある日、主治医がやってきた。

信じられないけど、転移していた腫瘍が消えているんだよ。

直接の腫瘍は手術で取り除いたから大丈夫ですが、転移していた部分は手付かずだから

これから治療に入ろうと思ったのだけれど、ないものはないんだよな。



先生、それはどういう意味ですか。


奇跡が起こったとしかいいようがないね。


えっ。


じゃ、治療しなくても大丈夫なんですね。


ええ、来週退院になります。


ありがとうございます。


このときほど命の大切さを認識させられたときはなかった。


生かされたんだ。   まだやらなければならないことがある。

しっかりとした使命感をもって、生きていかなければ。


という内容だ。

むろん、油断は禁物。

定期的に検診には行かないと。

ガンに一番良くないのはストレスだそうである。

遺伝も多少あるらしいけど、自分の場合は先祖で

ガンの人は一人もいない。

事業は次々とやってくる困難君を解決することだから、

当然ストレスも抱える。

だからこそ自分なりの息抜きの時間を作ったほうがよい。

大病してから、ゴルフは一切やめて山登りを始めた。

自然の中でただひたすら歩いていると頭の中もからだも

すっきりするし、食べ物・飲み物も美味しく感じられる。

食事もお肉中心から、豆腐・納豆を中心に仙人のような

食事をしている。

むろん仕事の付き合いではここぞとばかりに食べたいものを

食べるけど。笑

いずれにせよ、健康管理をしっかりすることも経営者に

とって大切なことだ。

自己管理ができない社長は信頼されない。

大学まで野球付けのバリバリの体育会系の自分がかような

生活をしているのもある意味面白い。

コスナー