昨年秋から縁あって事業再生コンサルタントの仕事を引き受けている。

2社ほど見ているけど、どちらも地域では老舗の企業である。

また、過去に民事再生を申し立てている点で共通項がある。

同じ中小企業の経営者として、学ぶべき点が非常に多い。

困難を乗り越えて、今少しずつではあるけれど希望の光が見えてきているのである。

一旦倒産のレッテルを貼られると信用を挽回していくのは並大抵の努力ではない。

従業員がそれこそ力を合わせて一日一日を一生懸命に過ごしている。

現在の経済環境からしてどの企業も売り上げを維持していくのは大変な事である。

不振企業の多くはまず売り上げがじり貧になってくる。

かといって安値で受注しても適正な利益は確保できない。

核となる競争力、他社との差別化を図らなければ生き残りは難しい。

一社は半導体関連の企業であるが、少量多品種生産による小回りが効く企業として

また、圧倒的な短納期を武器として大手企業から奇跡とも呼べる大型受注が舞い込んだ。

とにかくどんな時でも笑顔を絶やさず、感謝の心をもって客先周りをした結果が実を

結んだのである。単月での営業利益も約1000万を越えてきている。

また、もうひとつの会社もここにきて海外の販売先から受注がきている。

資金繰りは綱渡りだけれど、滞留債務さえ上手くサプライヤーと分割交渉できれば

十分復活可能である。本業に専念するためにも私の役目は重大である。

ほぼ休みを返上して交渉にあたってきたが、ここにきて一定の理解を得られるだろう

との確信がでてきた。どの会社も存続させながら商売を続けてほしいとの意見で一致

しているからである。また、収益も少ないながらでているからである。

借金がどれだけあろうが、どれだけ債務超過であろうが、営業利益が少しでもプラスで

あれば再生の可能性は十分にある。また、ここのところが生き残りの判断基準でもある。

厳しい状況ではあるが、しあわせの種まきをしっかりやっていけば必ずしあわせの花が

咲くと確信している今日この頃です。

コスナ―

今年も一人でも多くの人の役に立てるよう、笑顔と感謝の気持ちを携え、

日々過ごしてまいります。よろしくお願いします。