2社の老舗企業のその後である。

また、過去に民事再生を申し立てている点で共通項がある。

同じ中小企業の経営者として、学ぶべき点が非常に多い。

困難を乗り越えて、今少しずつではあるけれど希望の光が見えてきているのである。

一旦倒産のレッテルを貼られると信用を挽回していくのは並大抵の努力ではない。

従業員がそれこそ力を合わせて一日一日を一生懸命に過ごしている。

現在の経済環境からしてどの企業も売り上げを維持していくのは大変な事である。

不振企業の多くはまず売り上げがじり貧になってくる。

かといって安値で受注しても適正な利益は確保できない。

核となる競争力、他社との差別化を図らなければ生き残りは難しい。

一社は半導体関連の企業であるが、少量多品種生産による小回りが効く企業として

また、圧倒的な短納期を武器として大手企業から奇跡とも呼べる大型受注が舞い込んだ。

とにかくどんな時でも笑顔を絶やさず、感謝の心をもって客先周りをした結果が実を

結んだのである。単月での営業利益も約1000万を越えてきている。

また、もうひとつの会社もここにきて海外の販売先から受注がきている。

資金繰りは綱渡りだけれど、滞留債務さえ上手くサプライヤーと分割交渉できれば

十分復活可能である。本業に専念するためにも私の役目は重大である。

ほぼ休みを返上して交渉にあたってきたが、ここにきて一定の理解を得られるだろう

との確信がでてきた。どの会社も存続させながら商売を続けてほしいとの意見で一致

しているからである。また、収益も少ないながらでているからである。

借金がどれだけあろうが、どれだけ債務超過であろうが、営業利益が少しでもプラスで

あれば再生の可能性は十分にある。また、ここのところが生き残りの判断基準でもある。

厳しい状況ではあるが、しあわせの種まきをしっかりやっていけば必ずしあわせの花が

咲くと確信している今日この頃です。

コスナー
 
A社にも銀行担当者からの問い合わせが頻繁である。

債務者区分を上げるため、または維持するために経営改善計画書の

提出を求める銀行やDDSを利用した劣後債(返済の優先順位が低い)の提案等。

銀行によって採りうる手法は実に様々である。

DDSの場合、銀行からの借入金は資本と同様に扱われることから

BS上は良くなり、結果債務者区分も良くなる可能性がある。

銀行も生かさず、殺さず存続させながら回収を図りたいのである。

他方、A社の資金繰りからして返済に回せる原資は月に500万程である。

そこで、バンクミーティングを開き、各銀行に債権額に応じて返済額を提示した。

無論、メインバンクの担当者と事前に打ち合わせをし、この内容であれば

各行も了承するであろうとの感触を得てからである。

私的な債権者集会ともいうべき状況である。

現在の状況、今後のキャッシュフロー、事業の方向性、実現可能性等

細部にわたり説明をし、8社全行の了承を得られた。

あとは日々業務に専念し、結果を出すだけである。

交渉の仕方はいろいろであるが、私の場合大きく分けて金融機関、サプライヤー、

経費関係等グループ毎に債権者集会なるものを開き、返済額の妥当性について

ご理解をいただく場を設けている。

個別交渉ではお互いに疑心暗鬼になり、公平性を担保できないのではないかとの

債権者心理を汲む必要性とみんなで決めたことに対する抜け駆け防止効果を狙っての

理由からである。

事業とは実に山あり谷ありで、谷のときにどう対処できるかで経営者の価値が

決まるといっても過言ではない。

決して逃げることなく、真正面から立ち向かうことで必ず壁を乗り越えられる

ようにできている。

そして、乗り越えた分だけ成長できるのである。

そういう意味で人生は何があっても上り坂である。


コスナ―

笑顔と感謝の気持ちを忘れず、しあわせの種を蒔いていきます。

今日は4行の銀行担当者と打ち合わせでした。

ハードな一日でしたが、充実感があります。

明日も素敵な一日にします。

 



もうだめだと思ってもまだまだ道はあるものである。

およそこの世に解決できない問題なんてない。

人対人の関係は必ず解決の糸口があるものである。

感情論では解決できない。

その人の心に真心で接することである。

魂は万人が持つ生命の源であり、人を幸せにするためにこの世で

肉体に宿ったものである。

その人が育った環境、経験により色がくすんでいるだけである。

磨けば誰しも元の状態に輝くものである。

そして本来の目的に沿った生き方をし始めたときから、光彩を放つ。

社会は魂の修行の場、幾多の試練を乗り越えることで人物は創られていく。

弱き自分の心にむち打って、なんとしても乗り越えなければならない。

必要として与えられた試練であるのだから。

自分が大変な時に相手の幸せなんて祈れない。

一見もっともそうであるが逆である。

自社の商品、サービス、接客に魂を入れていかなければ、その価値が伝わらない

ものである。

魂を入れるとはすなわち相手の幸せを祈るということである。

本来の使命に沿った生き方をし始めると不思議なくらい運が向いてくる。

魂が光彩を放ち、同じ魂が自然と集まってくるからである。

命を運んでこその人生、運命である。

運命とは自ら創り、切り開くものである。

人間性を身につけ、真に世のため人のために生きるとき、必ず幸せの花は咲く。



コスナー

今日生あることに心から感謝。

笑顔を絶やさず、幸せの種を少しずつ蒔いていこう。