お母さん(ママ)話題が続いていますが、
思い返してみたら、
ご相談者様の多くに
お母さんと自分の関係(またはお父さんと自分の関係)が
生き辛さの根底にある、と思い至りましたので、
しばらくは、それらを書ける範囲で紹介していきます。
記事の中で、
どちらが悪いとか、どちらが間違っている、とジャッジするつもりはなく、
ご相談者様が何かしらの問題を抱え、改善策を求めた
ということであり、
他者を変える方法を探るではなく、
自分は今後どうしたいか
どうすることが可能か
どうするか
そして
どうしたか
どうなったか
そんな記事となります。
ある女性。
母子家庭での娘さんでした。
兄弟姉妹はいません。一人っ子でした。
お母さんはお忙しかったのでしょう。
昼も夜も留守がちでした。
保育園児時代から、ひとりで朝を迎えていたこともあるようでした。
徐々に年を重ね、小中学生時代には
お母さんは娘さんを置いて宿泊旅行にも出向いていました。
さらに娘さんは社会人となり、
友達も増え、外出の機会も増えました。
恋愛に繋がりそうな出会いもあり、
外出していると。
電話。
携帯電話。
お母さんから何度も何度も掛かってくるそうです。
「どこにいるの?」
「何時に帰ってくるの?」
「早く帰っていらっしゃい」
誰と会っていても
どこに行っても
鳴り続ける電話。
そのうち
仕事以外の外出をやめたそうです。
「友達も恋愛ももういい」と。
振り切ることをしない。
「うるさい!」と抗議もしない。
母親と離れて暮らすという選択もしない。
たぶん彼女は、
ずっと、お母さんに、
自分に向いててほしかった。
自分に関心を持ってほしかった。
繰り返される電話も、
嫌だけど、嫌じゃなかったのかもしれません。
抱えていた人間不信という問題は、
この不安定な母娘関係によってもたらされたもの。
多分、彼女はどんな時も本心に蓋をしてきた。
だから対人関係に支障が出る。
ますます人間不信になる。
ある時
「お母さんのこと好きなのね」と感じたままを言ってみた。
黙り込んだ。
そしてその後。
その話題は語らなくなった。
自分が自分の本心から逃げていた。
向き合いたくなかった。
頑なな彼女に
一瞬でも本心と向き合わせることが、
この時の私の役目だったのでしょう。
※相談者ご本人が望まないことに介入はできませんし、しません。
突っ込んだ一言(この場合は「お母さんのこと好きなのね」)の反応によって、さらに踏み込むか、引くか、を判断します。
「うーん、そこが問題の根源なんだけど」ということは多々ありますが、スルーされた場合は『今はタイミングじゃない』と解釈します。
向き合う準備ができていない方に、無理に向き合わせるのは危険です。
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