近年の日本人の悪い癖
知識のみを追おうとすること。
知識があれば、いい高校いい大学に行ける可能性は上がります。
しかし、知識だけで経験が乏しくては、人間関係もうまくいかず、またチャレンジする勇気も持ち続けられません。
挫折も感じやすく、自信喪失となる場合もあります。
私が講座を担当させていただく若者支援センター等の勇気や自信を失っている多くの若者(多くはひきこもり)は、それなりの学歴を持っています。
しかし、転んだら立ち上がれないのです。
人間関係もかなり希薄です。会話もとても苦手で、声を出すことさえ稀ということもあります。
机上での学習中心(記憶中心)の生活を送っていたら、経験も人と関わる時間も少なくなるのは自然です。
(「いい学校」に入学することを目標としてきて、そのために時間を使い続けたのだと考えられます。)
さらに、近年の若者はいい子です。
いい子をやりながら生きてきた。
いい子でないといけないと思い込んできた。
いい子と言うのは誰か(他者)の価値観ですからね。それに反しないように生きる術を身に付けてきた。
誰かの許可を得ることを必須と考え、個性をなくし、常識的な範囲での思考や行動から外れないようにする生き方をしてきたと見えます。
本来は沢山の経験をして、その中で多くを気づき、考える力も付く。
それが生きる力となります。
これを読んでくださっているあなたが親であるならば、お子さんに多くの経験をさせてあげてください。
これを読んでくださっているあなたに部下がいるのなら、仕事を通して多くの経験をさせてあげてください。
そして、何を感じたか、何がわかったか、質問を投げかけてあげてください。
人の脳は質問を投げかけられると答えを探そうとします。
(質問を投げかけられなければ答えを探そうとはしません)
これを繰り返すと、本人自らの考える力も上がります。
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浅妻正永未(あさつまさとみ)
シンプルエッセンス®提唱
シンプル人間学®(個別サポート)
広島在住(厳島神社対岸)、新潟市出身